【建物外部からの物体の落下・飛来・衝突など】「隣家が空き家で困っています。屋根材が降ってくるからです・・・」
お施主様宅の建物点検時、こんな相談がありました。
「隣家から屋根材が降ってきて困っています・・・」
「しかも、空き家であるため、修理してもらう事もできなくて、本当に困りました。先日は、屋根材(コロニアル)が雨戸に刺さりました。持ち主には連絡も取れませんし・・・、実に困っています」
確かに、屋根材(コロニアル)が落ちていました(↓)
*画像をクリックすると【拡大表示】されます。
よくよく見ると、「棟板金」まで落ちていました。これは重症です。
*画像をクリックすると【拡大表示】されます。
屋根をみると、残っている板金も脱落しかけています。
*画像をクリックすると【拡大表示】されます。
隣家に人が住んでいて、しかも、火災保険に加入している場合、隣家/持ち主に、「火災保険で屋根を修理する事が可能ですよ」(風災です)とアドバイスして、修理してもらう事が可能です。
「日本の未来は限りなく明るいのだっ!」と確信できる若者との出会い
60歳に近づいてくるにつれ、友人との話題は「健康談義」ばかりになってきました。
「スルフォラファンが良いらしいよ・・・」
「寝る前に乳酸菌のタブレットを舐めると歯周病になりにくいらしい・・・」
つまり、病気にならずに長生きするための【話題】ばかりです。自分の事ばかりですね。
他人はどうなろうとカマワナイ。自分だけ長生きできればよいのだ!
と、心ではいつも考えている56歳の私です。
そんな私でも、確か、中学生のころには、
「いつか必ずやってくる【食糧危機】を解決するため、農業に就くのだ!」
と考えていました。そして、大学は農学部に入り、仲間と一緒に田植えをしたり・・・。
卒業後は(5年もいってしまいましたが・・・)、そのような大志も忘れ、商社に入り、バブルの狂乱と共に自堕落に生活する毎日が続き、日本の将来の事など1ミリとも考える事なく会社を辞めて東南アジアで一旗あげようと4年間も【外人】になりきり、冬でも汗をかく体質になってしまった私です。
そして、とうとう、自分の長生きだけを考え続ける一人のオッサンになりはてました。
きっと誰かが何かやってくれるだろう。
政治家かな、大企業の立派な人かな・・・。
今の若者に期待しても無理だろうし・・・。年金だけは払ってほしいな・・・。
つまらないオッサンですね。
と、5月6日(平成29年)までは思っていました。
里山体験ツアーに参加しよう!(平成29年1月21日 開催)
つい最近知りました。「自然欠乏症候群」です。
私は聞きかじっただけですから、詳しい事はわかりませんが、「自然欠乏症候群」を読むと、子供達には【自然】が必要なのですね。なんとなく、理解できます。
子供達だけではなく、私も、最近、自然に欠乏しています(飢えているくらいですね)。
長い間、山に入っていません・・・。久しぶりに、檜の香りに包まれたい!!!
と思っていたところ、君津市にお住いのお施主様(石松様)から、(↓)のチラシをいただきました。
〇生き帰り無料送迎バス付き! 森活を楽しもう! 里山体験ツアー
「うん。1月21日は空いているな。早速参加申し込みを・・・」
「女性限定・・・」
残念です。
最近、自然欠乏症候群的な気持ちの方、参加してみてはいかがですか?
お申し込みは、こちら(↓)からどうぞ。
【参考情報:平成28年12月17日時点】
・宿泊ツアー(2月11日~12日)は、締め切りが近いそうです。
・日帰りツアー(1月21日)は、まだ席に余裕があります。
(写真はイメージです。今回の企画内容とは関連ありません)
ちなみに、石松様の追加情報では、「千葉県で次にブレイクする名所(予想)」は、下記のスポットとの事です。混む前に行っておかなくては。
深夜特急にのって!
沢木「たとえば、高倉さんのどこかに、いつ俳優をやめてもいいと思ってらっしゃるようなところはありませんか」
高倉「そうですね。何度もやめようとしましたが、これだけやってきたんだから、別のことをやろうとすると、最初から全部やり直ししなきゃならないから大変だぞと、自分で自分に言いきかせながらやってきました」
(沢木耕太郎さんと高倉健さんの対談から抜粋。出典 貧乏だけど贅沢 沢木耕太郎氏著)
俳優として最も尊敬する高倉健さんが、何度も悩んだ事に驚きました。意外でした。俳優に成るべくして生まれた人、と思っていましたから。
経営者であれば、
「このままではいけない。なんとか変わっていかないと!」
と、何度も悩んでいるはずです。
進化しなけれは生き残れない、適者生存の世の中では、それが最善の手法でしょう、きっと。
しかし、住宅業界に身を置く者としては、あえて言わせていただきたい!
「変わらずに、本来の仕事を、ただひたすら、続けていきたい!」
憧れの高倉健さんが、俳優として、生涯を全うしたように、地元の住まいを見守り続けていこう。そして、自分が死ぬ時は、高らかに宣言しよう!
「我が生涯にいっぺんの悔いなし!」
追伸
私は、沢木耕太郎さんにも憧れていまして、60歳過ぎたら、出来るだけ早くに引退して、香港からロンドンまで、乗り合いバスで旅して行きたい!
インドでは、ダラダラと過ごすぞ!
(注:本文の内容と激しく矛盾した内容が書かれている事を深くお詫び申し上げます)
炭酸水
「100年を超える伝統と信頼のブランド」
私が毎日飲んでいる炭酸水のボトルに書かれています。その後に続いて書かれているのは、
『ウィルキンソン タンサンは、1904年から高い品質とこだわりの製法で愛され続けている炭酸水です』
ネットで調べると、1889年ごろに、日本に定住していたクリフォード ウィルキンソンさんが兵庫県で発見した炭酸鉱泉水がはじまりで、100年以上も続く日本の会社です。
私は、3年前から、毎日2、3本は炭酸水を飲むようになりました。100年以上前から炭酸水が飲まれ続けていたとは知りませんでした。
「企業の寿命は30年」
そんなフレーズを聞いた記憶があります。
東京商工リサーチによると、《2014年 倒産企業の平均寿命調査》によると、2014年の倒産企業の平均寿命は23.5年です。
国土交通省によると、住宅の寿命は、木造住宅で27年から30年、マンションは37年程度です。
一方、早稲田大学の調査(2011年)によれば、木造住宅の平均寿命は64年です。
地域の住まいを守る立場である工務店が求められているものは何か?
構造、工法、断熱の探求も大事ですが、真に求められているもの、それは『会社を長生きさせる事』です。しかも、少なくとも60年以上は会社を継続させる!
ウィルキンソンを目標に、100年以上 地場の住宅を守るために、あなたは今日から何をやっていきますか?
エコホームズは社会に貢献していますか?
昨年(平成22年)12月、千葉市内の中学生から「会社訪問」してもらう機会がありました。
訪問してくれたのはお施主様(T様)の息子さんです。友達と一緒に来ていただきました。
会社訪問が決まってから、この日が来るのをワクワクして待っていたのです。
「どんな質問をされるのだろうか?」
「答えられなかったらどうしよう・・・」
そして、私が想像もしていなかった質問をうけたのです。
それは、
「エコホームズは何か社会に貢献していますか?」
【家庭内事故死】数の現状 (厚生労働省 人口動態統計 平成21年より)
各地で開催する【地熱住宅セミナー】において、いつもお伝えしているのが【家庭内事故死を防ぐ家造り】(ヒートショック対策)です。
「交通事故で亡くなる人よりも、家庭内事故で亡くなる人の方がはるかに多いのですよ!
このようにお話すると、いつもほとんどの方が驚きます。
しかも、私がご説明している「浴室での溺死」数には、「【入浴による血圧の変化】が影響して、脳血管疾患等で死亡する人」は含まれていません。
入浴に関係して亡くなることは【入浴死】といわれています。入浴死は推定年間14000人と「建築ジャーナル 11月号」には書かれてありました。
【参考資料:下記の資料はPDFでダウンロードできます】
(入浴死 14000人に関する記述については、下記の参考資料でもご覧いただけます。
*下記の資料は、どちらも「鈴木 晃氏 国立保健医療科学院 健康住宅室長 著」
○高齢者の「入浴中の急死」に関する地方性(pdfでダウンロードできます)
○住宅内の事故死(pdfでダウンロードできます)
住宅内に急激な温度差(「リビング室温」と「脱衣室・浴室 温度」などに大きな差があること)によるヒートショックで入浴死が増えるのです。
以前、平成18年度における「家庭内事故死数」をご説明いたしました(↓)
○【家庭内事故死】数の現状 (厚生労働省 人口動態統計 平成18年より)
住宅の性能は年々アップしています。最近では温熱環境に特に注目した家造りも増えています。
それでは、家庭内事故死は平成21年度は減ったのでしょうか?
厚生労働省/人口動態統計からみてみましょう。
「家庭内事故対策」をしっかりと学ぶために【建築ジャーナル 11月号】を読んでください!
「なぜか・・・?? 家庭内事故についてはマスコミはなかなか報道しない・・・。なぜだろうか?」
みなさんもテレビ・雑誌などで「家庭内事故」に関する実態や対策をご覧になった経験はありますか?
私はほとんど見たことがありません。
もっとも、今年の夏は猛暑であったため、「住宅内で発生する熱中症」については盛んに報道されていました。
家庭内事故死の原因については、いままではそのほとんどが「冬のヒートショック」でした(と、私も思っていました)。
しかし、この夏で知ったことは「住宅内で発生する熱中症」も死亡原因になるということです。
「外出していて熱中症になるのはわかるけど・・・。なぜ? 家の中で熱中症???」
この原因について詳しく解説してある雑誌があります。
それが「住宅ジャーナル 11月号」です。ここの特集【できていますか?家庭内事故対策】に詳しいことが書かれています。
熱中症対策!(現場で大工さんが倒れないために・・・)
とにかく、毎日(連日連夜)暑いですね。(⇒右記の記事は読売新聞 平成22年7月26日朝刊より/画像をクリックすると拡大表示されます)
建築現場では大工さん達が少々へばり気味です。先日、T様の建築現場へ行ったところ、八重柏大工さんが「屋根で断熱材を貼っていると、もうフラフラですよ」と笑っていました。
読売新聞の記事にも書かれていますが、今年はとにかく熱中症が怖いですね。温暖化の影響なのでしょうか・・・。そうなると、これは今年だけの現象ではなく、来年以降も続くのでしょうか・・・?不安になります。
外断熱(高断熱)・高気密住宅であれば、少ないエアコンの稼働で涼しくなりますので、当然熱中症対策の家なのですが、「日射遮蔽」は必須です。(つまり、どんなに高断熱・高気密住宅の家でも、日射遮蔽を十分におこなっていなければ、一般の住宅よりも夏は暑くなるのです!)
家の中は対策もたてられるのですが、戸外で働いている私達にとって、どんな対策が必須なのでしょうか。
はい。私はホヤが好きですが、それがなにか・・・。
平成22年6月4日 13時13分、私は岩手県一ノ関駅のホームで後悔していました。
「ちょっと寒い・・・」
いつもの調子で自宅(千葉県千葉市)を早朝出発したのですが、予想以上に(と言うか、特に何も考えずに出てしまいました・・・)岩手県は寒かったのです。
「半袖シャツ1枚でホームを歩いているのは俺一人か・・・。恥ずかしい・・・」
決して、寒くてたまらないわけではないのですが、周囲の人達はジャケットか長袖姿であるため、(誰も気にしていないのでしょうが)半袖姿は浮いています。
今回も、丸已建設さんが主催する「寒冷地型地中熱利用開発コンソーシアム」(難しい名称ですね。コンソーシアムってなんだ?)に参加するため、早朝 千葉を出発してきました。
*丸已建設さんがおこなっている寒冷地型地中熱利用住宅プロジェクトについては下記をご参照ください。
○【寒冷地(岩手県)でも地中熱利用のシステムは効果があるのか?!】を検証するプロジェクトがスタート!
ちなみに、このプロジェクトには「韓国で地熱住宅を建てようプロジェクト/宋さん」も参加されています。
岩手県一関市では、7月から寒冷地型地熱住宅実験棟が着工ですので、今回の打ち合わせは非常に重要です。(そんな重要な打ち合わせに、場違いな服装で参加してしまうとは・・・)