18度では寒いのではないですか?

【ご質問】
エコホームズのサイトを読んでいると、「冬は室温18~20度、夏は27~28度を目安にしている」と書かれてあります。しかし、子供と成人男性は室温18℃でもいいと思いますが、成人女性とか老人は20℃以上、暖房としては22℃程度を求めるのではないかとおもいます。やはり、室温18度程度では寒いので、地熱住宅に住んでいても暖房は必要でしょうか?


(回答)

・その通りです。
私達のエコシステム(地中熱利用システム)では、冬場、太陽熱(室内への日射)だけで【室温18度】になる事を目標としていますが、18度に達しない場合も多く、その場合、補助暖房が必要となります。
また、昼間、18度に達している場合でも補助暖房を必要と感じる方もいらっしゃいます。(朝夕は温度が下がりますので、より必要となります)

経済産業省 資源エネルギー庁】のサイトを見ると、冬の室温目標は【20度】とされています。


(参考情報)
室温は夏は28度、冬は20度に。

shitsuonn020.jpg

ただし、室温(20度)と【体感温度 20度】では、違う場合があります。私達が目標としているのは「冬 体感温度18度」です。

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なぜ? 基礎外断熱は普及しないのですか? 何か根本的な問題点があるのでしょうか?

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【質問】
・エコハウスを検討しています。外断熱工法を調べていくうちにわかったのですが、外断熱住宅と言っても「基礎の外側を断熱する方法」と「基礎の内側、もしくは床を断熱する方法」の2種類がある事を知りました。
そして、打ち合わせ中の工務店さんからは、【「基礎の外側を断熱する方法」はメジャーではなく、一般的には「基礎の内側、もしくは床を断熱する方法」の方が多いです】とアドバイスされました。

原理的には「基礎の外側を断熱する」方がより効果が高いと思います。
なぜ? 一般的には「基礎の内側、もしくは床を断熱する方法」の方がメジャーなのですか?
基礎の外側を断熱するのは、何か、大きな問題が発生するのでしょうか?
教えてください。


(回答)
・ご質問の通り、一般的に施工数が多いのは「基礎の内側、もしくは床を断熱する方法」です。
・建築する立場としては【基礎外断熱の問題点】を知っているため、どうしても【基礎外断熱】をすることに躊躇してしまいます。

【基礎外断熱の問題点】とは、下記の2点で;

1)基礎外断熱によるシロアリ被害
2)基礎外断熱による床下のカビ問題

この問題が、いままでは、「根本的に解決するのが難しい」と認識されていたため、【基礎外断熱】が普及しないのです。

すでに、同様のご質問をいただいております。下記をクリックしてご参照ください。

基礎外断熱はシロアリに弱いのですか?

住宅建築に関わる人達は誰でも知っています。
「基礎の外側を断熱した方が【床断熱】よりも効果が高い!」

しかし、一般的(つまり、施工数が多い方)なのは【床断熱】の方です。
新築でもリフォームでも同じです。圧倒的に【床断熱】の方が多いのです。

【基礎外断熱の問題点】がなかなか解決しなかったからです。
それでは、「基礎外断熱がなかなか普及しない理由」について、詳しく説明していきましょう。それは、

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断熱雨戸とは?

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【質問】
窓を「二重サッシ」にする必要性は理解できました。
窓部分の断熱・気密を強化するためですから、ちょっと面倒でも、二重サッシでも良いと思えるようになってきました。
しかし、【断熱雨戸】までは必要無いのかな?とも思っています。
しかも、【断熱雨戸】を設置する場合、外観デザイン的にもちょっと???と考えてしまいます。
【断熱雨戸】はどうしても設置しないとダメなのでしょうか?

*「二重サッシ」については、下記で詳しく説明しています(↓)
「二重サッシ」とは?


(回答)
・よ~くみなさんから聞かれる質問です。
断熱雨戸(特に、戸袋の設置)はデザイン的に嫌ですか?
・台風被害がほとんど無い長野県では「雨戸の設置」もほとんど無いため、先日も長野市のお客様から同じ質問をいただきました。

・結論から申し上げますと、どうしてもデザイン的に嫌であれば、断熱雨戸の設置は・・・、残念ですが、あきらめます。
でも・・・、しつこく申し上げますと、できれば【断熱雨戸】は設置した方が良いですよ。
もしくは、【断熱雨戸】に替わる「断熱戸」もしくは「ハニカムサーモスクリーン」などを設置してはいかがでしょうか?

えっ? しつこいですか?
すみません。それでも【断熱雨戸】の重要性について、もう一度説明させてください。

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基礎外断熱はシロアリに弱いのですか?

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【質問】
長野県内で外断熱住宅を検討している者です。いろいろと情報を調べているうちに、寒冷地では外断熱住宅が適していると考えるようになりました。
また、外断熱住宅と言っても、「基礎の内側に断熱するタイプ」「基礎の外側に断熱するタイプ」「床断熱のタイプ」など、いろいろな種類がある事もわかりました。
しかし、外断熱住宅の良さを理解するにしたがって、やはり【基礎の外側】に断熱するのが一番良いと思いました。
地元の工務店に相談したところ、「基礎の外側を断熱するとシロアリにやられます」と言われました。本当に基礎断熱にするとシロアリの被害を受けるのでしょうか? 何か対策はありますか?


(回答)
・だいたい、8~10年前までの常識では、その工務店さんの言う通りです。
いまから8~10年前での「外断熱住宅」では、基礎の外側にポリスチレンフォームという板状の断熱材を付けていました。
その断熱材がシロアリに進入路になります。下記の写真をご覧ください(↓)

shiroari00015.jpg

*写真をクリックすると拡大表示されます。

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基礎断熱材の外側にモルタルを塗る理由とは?

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【質問】
東北地方で高断熱・高気密住宅を建てている工務店です。
当社でも、これから外断熱工法の家を建てようと勉強しています。いろいろと調べると、外断熱工法の家といっても、基礎の内側を断熱していたり、もしくは床断熱の住宅もある事がわかりました。
私としては、やはり「基礎の外側に断熱する」方法が正しいと考えています。
そこで質問があります。
「基礎の外側」に断熱材をはる場合、表面にモルタルを塗って断熱材を保護するのは理解できます。しかし、地中部分もモルタルを塗る理由がよくわかりません。
なお、防蟻対策された断熱材を使用する予定ですが、どのメーカーも「地中部分も断熱材の表面にモルタルを塗る事」と規定されています。しかし、その理由を詳しく教えてくれません。
なぜ?地中部分も断熱材の表面をモルタルで保護するのでしょうか?


(回答)
・他の工務店さんからも同様の質問をよくいただきます。
断熱材の保護(紫外線劣化対策や傷つくのを防ぐため)だけを考えれば、地中部分まで断熱材の表面にモルタルを塗る必要はありません。

*ポリスチレンフォーム、ウレタンボード、フェノールフォームなど、板状の断熱材は全て紫外線で劣化します。詳しい内容については、下記をクリックしてご覧ください(↓)

(断熱材の紫外線による劣化防止について)【外断熱材の外側にある白い紙はなんですか?】

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地熱住宅には、どうして温度センサーが付いているのですか?

ondo0001.jpg【質問】
エコホームズさんの地熱住宅には温度センサーが付いていると読みました。それは、家の中の温度を測定するのが主な目的なのですか?
地熱を利用する場合、温度センサーが付かないとダメなのですか?


(回答)
・はい。私達の地中熱利用システムには「温度センサー・湿度センサー・集音マイク」が設置されます。
もちろん、家の中の温熱環境を測定するためにも利用するのですが、もっと大切な目的のために設置しています。

「もっと大切な目的」をご理解いただくためには、まずは下記をクリックして「地中熱利用の概念」をご理解ください。
住宅/冷暖房として「地中熱利用」に興味をお持ちの方へ

*ちょっと、長すぎる内容でしたね。すみません。

さて、突然ですが、「地中熱」の熱源はなにから発生しているのでしょうか?
決して、地中深くにある超高温のマグマからの熱ではありません。
【地中熱】の熱源は、日射(太陽光)なのです。

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私の地元には「地熱住宅の技術指導を受けた工務店さん」が無いのですが、どうしたら良いですか?

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【質問】
先日は地熱住宅に関する資料を送っていただきましてありがとうございます。
玉川さんから、直接 さらに詳しい説明を聞きたいと思いますが、ここで一つ問題があります。

私の地元には「地熱住宅の技術指導を受けた工務店さん」が無いのですが、どうしたら良いですか?
玉川さんから詳しい説明を聞いて、どうしても地熱住宅を建てたくなったとしても、建築してくれる工務店さんが無いのではどうしようもありません。
アドバイスはありますか?

(回答)
・ご連絡をいただきましてありがとうございます。当社で技術指導をおこなった工務店さんは下記の地域にいらっしゃいます(↓)
全国で【外断熱の地熱住宅】を建築している工務店さん達

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寒冷地での基礎断熱について(敷設断熱について)

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【ご質問】
地熱住宅セミナーにおいて、
「寒冷地では通常の基礎断熱にプラスして、基礎の周りにも断熱材を敷設します」
とお聞きしました。

基礎の外側に断熱するのはイメージできるのですが、基礎の周りはどのようになるのでしょうか?

(回答)
・最近、基礎にも断熱する住宅会社が増えてきました。「住宅版エコポイント」のおかげかもしれません。地熱住宅の場合、必ず「基礎の外側」を断熱します。これによって、地中が保持する【地中熱】を住宅内で利用することができます。
*余談ですが、基礎の立ち上り部分の「内側」を断熱しながら「基礎断熱」と提案している住宅会社もあるようですが、内側ではなく「外側」を断熱するのが本来の「基礎断熱」です。

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外断熱工法/地震ダメージへの補修について

【ご質問】
今回のような停電でも暖かさや生活の質を維持できる建築方法があればありがたい。外断熱方式は地震ダメージへの補修がしやすいのか? ジオパワーなどのようなヒートパイプ方式との差異が良くわからない。

2jyu002a.JPG(回答)
【ご質問:今回のような停電でも暖かさや生活の質を維持できる建築方法があればありがたい。】
・外断熱工法に限らず、「高断熱・高気密住宅」は、家の中の熱を外に逃がさない、そして、外の冷たさを家の中に入れない、という住宅ですので、家の中の暖房装置(エアコン・蓄熱式暖房機・ストーブなど)がとまっても、すぐに住宅内の温度が低下することにはなりません。

・また、日射を室内に十分に取り込むことが可能な立地条件(日当たりのよい家)であれば、昼間/太陽があたっている面の2重サッシの内側のサッシを開けるだけで「日射取得量」が増えますので、これが暖房機の替わりになります。

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家全体の空気の流れについて

【ご質問】
リビング階段は必要条件でしょうか?階段が端なら代わりに吹き抜けを中心にすればよいのでしょうか? 
図では良くわからないのが換気システムのパイプのようなものは壁や柱の中に隠れているのですか?


(回答)

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・まずは「家全体の空気の流れ」を作り出す【24換気システム】の概念図をご覧ください(右図:画像をクリックすると拡大表示されます)
なお、この概念図の中には、地中熱利用のための【床下システム】も一緒に書かれてあります。

・屋根裏には、ファンが設置してあり、コントローラーによって、季節によって空気の流れをコントロールしています。
*換気システムに関する詳しい内容については、下記をクリックしてご覧ください(↓)
【24時間換気システム】について
「床下システム」(地熱利用システム)とは?
「床下システム」の切り替え時期はどうやって決めたのですか?

このシステム以外に、住宅の内と外の温度差により、家全体では空気の流れ/方向性が決まってきます。

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24時間換気システムのダクト内のメンテナンスについて

【ご質問】

1)御社の換気システムは第3種で自然吸気ですが床下システムには機械を使うという理解で正しいでしょうか?


【回答】
・はい。その通りです。換気システムの【排気】でファンを使用し、床下システムの空気の流れのために、ファンを使用しております。換気システムと床下システムの概念図については、下記のシステム概念図をご覧ください。(画像をクリックすると拡大表示されます)

3syukanki.jpg

なお、概念図の中に「大量換気」と書かれている部分があります。これは「24時間換気用ファン」とは別のファンが設置してあります。夏場/夜間に「ある条件」になるとこのファンが稼働しはじめます。

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防蟻処理方法を変更したのですか?(基礎外断熱工法専用の防蟻処理方法について)

【ご質問】
先日、バス見学会で建築途中の地熱住宅を見学しました。その際、玉川さんの書いたガイドブックに書かれていた「液状の炭」が塗られていませんでした。
「液状の炭」は、あの後から塗るのですか?
それとも、防蟻処理方法を変更したのでしょうか?


(回答)
大変申し訳ございません。バス見学会の際、シロアリ対策を変更した件を詳しくご説明いたしませんでした。すみませんです。
確かに、本やガイドブック等では「基礎断熱部分のシロアリ対策」「液状の炭」を併用しておこなっていることを書いています。
【基礎外断熱の防蟻処理】
sumi001t2.jpg
「基礎断熱部分のシロアリ対策」
は従来通り(上記の通り)おこないますが、右記の「液状の炭」によるシロアリ防除方法は変更になりました。

「液状の炭」による防除方法も良い方法です。シロアリ防除だけではなく、他にも炭の効果(ニオイの吸着など)を考えると優れた素材/工法であると思っています。
ただし、平成22年1月から施工した地熱住宅においては、「基礎外断熱工法」に最適なシロアリ防除方法に変更いたしました。
それは、タームガードシステムです。

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桜木様からご質問をいただきました!(ありがとうございます)

【ご質問】
1.地下の空気は、室内に直接入る構造でしょうか?
それとも壁だけを熱交換するものでしょうか? 
イメージ的には、家は密閉されていて、壁空間と居住空間に別れ、壁空間が地熱で一定環境となり、これにより居住側の壁の温度変化を最小にすることで、省エネ環境が出来あがるように思えました。ただ、湿度対策にエアコン除湿すると言うことは、壁空間と居住空間が繋がっていることになっているわけで、室内空気の清浄化の点での対策が必要だろうと思いました。

(回答)
・床下空間(地下の空気)は、1階/室内側とつながっています。空気が双方向に流れる構造です。

:床下から1階室内側と壁内へ空気が流れます。
:1階室内側から床下へ空気が流れます。

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地中熱利用システムが動く音が気になります・・・。

【ご質問】
地中熱利用システム」は、屋根裏に機械が設置してあると聞きました。音の問題で夜は動かないとも説明を聞いたのですが、音に敏感なのでシステムの音が気になります。
どの程度の音がするのでしょうか?

eco00111.jpg

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地中熱利用システム(エコシステム)のコントローラーが新型になりました!

【ご質問】
先日、御社で「地中熱利用」についてお話を聞いたのですが、その際、
今後は全ての地熱住宅で効果を見ていただけるようになりました」と説明を受けたのですが、もっと詳しく説明してください。
地熱住宅の内外で温度測定をするようになったと説明されたのですが、どのようにおこなうのですか? また、入居してから、それらの測定データをどうやって確認するのでしょうか???


(回答)
・地熱住宅に設置してあるシステムですが、2種類の機能が一つになったシステムです。
それは「地中熱利用の機能」と「24時間換気システムの機能」です。
詳しい内容は下記をクリックしてご覧ください。

「床下システム」(地熱利用システム)とは?

地中熱利用の方法はたくさんあるのですか?

【24時間換気システム】について

この2種類の機能を制御しているのがコントローラーです。今までは、下記のコントローラーが設置されてありました。
singata0014.jpg

このコントローラーは1997年に開発が終了し、それ以降は改良されていませんでした。
しかしながら、下記の点において、改良の必要性を感じておりました。

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地中には何か地熱を取り出すものを設置するのですか?

【ご質問】

地熱住宅には屋根裏あたりにファンがありますよね。地下(床下)には何もないのですか?

玉川さんのご本の図にも何もないように見えるのですが。天井あたりの暖まった空気をファンで地下に戻すというか、床下を含めて家全体にまわす、ということはわかるのですが、それではファンの力によって押された空気が床下を通って回るだけですよね。いろいろなデータを見てもそれで十分に有効ということですか。

具体的に地熱を取り出すというか、家の下の地面に工夫はあるのですか?

実は今考えている土地は日当りはよくない場所です。東京の住宅密集地なので、2、3階は十分ですが、1階にはほとんど日が当たりません。日当りのいい土地の方が地熱住宅の仕組みが有効に働く、 という記述をどこかで見たと思うのですが、それでもあえて地熱住宅にする意味はあるのか、またそれを補うような仕組みがもしかして床下にあるのか、その辺りを玉川さんご本人にお聞きしたくて、またしつこくメールさせていただきました。

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24時間換気システムを大きな道路沿いで付けると、排気ガスが家に入ってき ませんか?

【ご質問】

24時間換気システムを大きな道路沿いで付けると、排気ガスが家に入ってきませんか?


【回答】
・はい。その通りです。換気システムの給気口付近にある「排気ガス」「臭い」なども取り込んでし
 まうことになります。

・「家の中の汚れた空気」と「家の外の新鮮な空気」を交換するのが換気システムであるため、外に排気ガスが充満している地域では悩むところです。

(24時間換気システム 配管図/画像をクリックすると拡大表示されます)
kannki0001a.jpg

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東北地方での地中熱利用について

★東北地方にお住いの大沼様からご質問をいただきました。(ありがとうございます!)

【質問 1】
・市内(東北地方)の地中温度は平均14℃〜15℃程度とのことですが、例えば、御社のシステムをそのまま導入したとしても、ちょっと寒いので、補助暖房が必要だと思いますが。


(回答)

・補助暖房は必要になると思います。
・さらに、基礎断熱の強化も必要です。
長野県で建築している事例では、下記のように、基礎断熱の強化をおこなっております。

長野県、積雪地域での地熱住宅とは?

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停電が続いた場合、床下は大丈夫でしょうか?

【質問】

垂直方向の空気循環システムのファン動力なんですが、東京電力(電線供給)ですか?
そうだとすると、大規模災害時に長期間停電が続いた場合の床下換気はどうなるのでしょうか?


(回答)
・床下システム(空気循環システム)や24時間換気システムはすべて電気で動きます。
そのため、停電時、それらのシステムは停止いたします。
これに関しては下記をクリックしてご参照ください。

「地熱利用システム(床下システム)」は、停電の場合はどうなりますか?
  

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家全体の湿気対策について教えてください。

【質問】
地中熱を利用しているといっても、高温多湿地域では、換気によって、家の外から湿気を持ち込んでしまいます。どのような対策をしていますか?


【回答】
・ご指摘の通り、「地中熱利用」もしくは「外断熱・高気密住宅」であったとしても、家の中の湿気問題を解決することはできません。

・高気密住宅であれば、低気密住宅(隙間風がビュービューと入り込むスカスカの住宅のことです)とは違い、外から勝手に湿気がどんどん侵入するわけではありません。
ただし、下記の要因によって、家の中に湿気を取り込んでしまいます。

●換気によって(梅雨時であれば、新鮮空気に湿気が含まれていますから)
●人間の呼吸によって発生
●調理によって発生
●基礎コンクリートなどの構造材に含まれている


つまり、地熱住宅であっても、家の中の湿気対策は重要になります。
具体的にご説明いたします。

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土台にあるタテの溝はなんですか?

【質問】
先日、上棟現場を拝見した際、土台にタテの溝が切ってありました。あれは何のために必要なのですか?

木曾東濃檜 上棟


(回答)
・ご質問をいただきましてありがとうございます。良くいただくご質問です。
タテの溝とは下記の部分ですね。
(画像をクリックすると拡大表示されます)

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風除室は絶対に必要ですか?

【質問】
先日見学させていただいた建物では、玄関を入るとまた建具がついていました。その空間を「これが風除室です。」と説明をうけたのですが、地熱住宅を建てる場合、絶対に風除室は必要ですか?

(回答)
・ご質問をいただきましてありがとうございます。
地熱住宅では、玄関ドアを開けて中に入るとその奥にまたドア(建具)がついています。その「玄関ドア」と「玄関の奥にあるドア(建具)」の間(空間)を風除室とよんでいます。

風除室

写真のように、玄関を入るとすぐ奥に またドアがあります。奥のドアは通常は閉めたままです。
この空間が風除室です。
風除室が必要な理由をご説明いたします。

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24時間換気システムによって臭いが家全体にまわりませんか?

【質問】
ところで循環換気システムでキッチンでの料理の匂いやお香の香りなんかが、ぐるぐる循環して他の部屋にもうつることは無いのでしょうか?

地熱住宅に限らず最近は24時間換気システムが取り入れられていますので、皆さんのお家はどうなのかなァーと素朴な疑問です。



【回答】
・非常に鋭いご質問です。そして、この臭い(ニオイ・匂い)の問題は、24時間換気システムが設置されていても、「問題になる家」と「問題にならない家」があります。それをご説明いたします。

・さて、回答の前に「24時間換気システム」について少し解説いたします。
住宅用の換気システムには、2種類の方法があります。「第1種換気」と「第3種換気」です。

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「床下システム」の切り替え時期はどうやって決めたのですか?

【質問】
「床下システム」が地中熱を利用するための仕組みであることを読みました。
*参照: 地中熱利用の方法はたくさんあるのですか?

そこには「冬モード」の期間が「9月10日〜3月19日まで」と書かれてあります。そこで質問です。
なぜ「9月10日〜3月19日」なのでしょうか?その期間を冬モードにするのが最も効果的であるためだとは思うのですが、どうやって決められたのですか?


(回答)
・鋭いご質問をいただきましてありがとうございます。今まで多くのお客様、そして工務店さん達から同様のご質問をいただきました。そして口頭ではお答えしていたのですがホームページ及びメルマガ等では一切 記述していませんでした。
なぜなら、この解説はすご〜く長くなるからです(笑)。今回、思い切って書きますので、文字ばかりになりますが、覚悟を決めてお読みください。

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外断熱工法(外張り断熱工法)とは?

【質問】

【外断熱の地熱住宅】と書かれてありますが、地中熱を住宅の冷暖房に利用する場合、断熱工法は「外断熱(外張り断熱)」でないとダメですか?
現在、パネル断熱工法で家づくりを検討しています。アドバイスをお願いします。

(回答)
・「地中熱の利用」だけを考えると【外断熱工法】に限定されません。「外断熱(外張り断熱)」「内断熱(充填断熱)」「パネル断熱」などによる【高断熱・高気密住宅】であれば「地中熱利用」が可能になります。
ただし、基礎は【外断熱】にした方がより効果的な活用ができます。

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外断熱工法で特別注意する点はなんでしょうか?

【質問】
実家(埼玉県)が建て替えるので「外断熱の家」を建てたいと考えています。地元の工務店さんに建ててもらうのですが「外断熱工法」の経験が少ないそうです。そこで、外断熱工法に関する注意点をアドバイスしてください。

(回答)
・「外断熱工法(外張り断熱工法)」と言っても各社(施工会社)によって、様々な違いがあります。そして、各社とも「自社の施工方法がベストだっ!」と信じていますから、どれが良くて、どれが悪いということではありません。

・ですから、これからお伝えすることは、あくまでも参考情報としてお考えください。下記の方法が唯一でベストというわけではありません。

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気密測定とは?

【質問】
ホームページ・メルマガには【「外断熱・高気密住宅」は熟練の職人さんが必要だ。特に大工さんの役割が大きい。】と書かれてあります。それはなんとなく理解できるのですが、本当に熟練しているのかどうかをどうやって判断するのですか?

(回答)
・そうですね。建てる側が「熟練の職人さんばかりです。安心してください。」と言っても、簡単に安心できませんよね(笑)。
また、多くの外断熱・高気密住宅を建てた経験の豊富な職人さんであっても、稀にミスをすることはあります。当然、現場監督が施工状況を厳しくチェックするので経験豊富な職人さんと現場監督がいれば、ほとんどミスはしないと思います。それでも、品質チェックは絶対に必要です。
そこでおこなうのが「気密測定」です。
ですから、全棟で「気密測定」をおこないます。

平成19年9月23日 千葉県東金市において「気密測定」をおこないました。
その様子を動画でご報告いたします。

気密測定の様子をご覧になる前に、まずは下記の参考情報をご覧ください。

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「伝統民家の智恵」ってなんですか?

【質問】
ホームページや小冊子の中に「伝統民家の智恵を活かす」と書かれてあります。また、別に「北欧住宅の特徴を取り入れる」とも書かれてあります。少し混乱しています。さらに具体的に説明してください。

(回答)
・「伝統民家の智恵」と「北欧住宅の特徴」という言葉がいろいろなところにたびたび登場します。つまり、それぞれのメリット・デメリットを理解して、両方のメリットを上手に利用しましょうという発想を基本として【外断熱の地熱住宅】を開発してきました。
それでは、具体的にご説明しましょう。

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「地熱住宅」は温泉が出るような地域でないと建てることができませんか?

【質問】
「地熱住宅」は地熱を冷暖房に利用するということですが、地熱のイメージとしては「温泉の熱」ですが、温泉がでない地域では建てることができませんか?

(回答)
・同じ内容のご質問をたくさんいただいております。誤解される表現方法で申し訳ございません。
・【外断熱の地熱住宅】は、温泉などの熱源である「マグマの熱」を利用したものではありません。

その違いをご説明いたします。

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地中熱利用の方法はたくさんあるのですか?

【質問】
「井戸水が夏冷たく 冬暖かい」と書かれてあるのを読んで、なんとなく「地中熱」については理解できました。ところで、「地中熱」を利用する方法はたくさんあるのですか?
他のホームページでは地中に管を通す方法も書かれてありました。


(回答)
・地中熱は世界中どこの地域でも存在しますので、この無尽蔵に蓄えられているエネルギーを利用する試みは世界中で行われています。
・そして、地中熱利用の方法としては、大きく分類すると2種類あります。
・また、原油価格が高騰してきていますから、今後も地中熱の効果的な利用方法がいろいろと開発されると考えています(期待しています!)
・それでは、その2種類の方法を解説しましょう。

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【24時間換気システム】について

地中熱利用システムと24時間換気システム」についてご説明いたします。

まずは、「地中熱利用システム」と「24時間換気システム」の概念図をご覧ください(↓)
*画像をクリックすると拡大表示されます。

図の中で「赤色」で示してあるのが「地中熱利用システム」です。それ以外は「24時間換気システム(計画換気)」と「局所換気」(キッチン・ユニットバスなど)です。(私達が設置している「24時間換気システム」は特許も取得しました。)

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「二重サッシ」とは?

【質問】

「地熱住宅」には二重サッシが良いと書かれてありますが、それはペアガラス/複合サッシのことですか?
また、樹脂サッシや木製サッシではダメなのですか?
私は木製サッシが好きです。


(回答)
ご質問をいただきましてありがとうございます。
ご質問に関して回答させていただきます。下記をご参照ください。

1)二重サッシについて
・二重サッシは「ペアガラス/複合サッシ」とは違います。
 サッシが二重に設置してあります。
 (外側サッシ: アルミ枠 単板ガラス)
 (内側サッシ: 樹脂枠 単板ガラス)

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カビ、シロアリ等の対策について

【御質問】
カビ、シロアリ等に対しての強みを教えて頂けますか?

御質問をいただきましてありがとうございます。下記を御参照ください。

(カビ対策について)
・カビの発生要因ですが【湿気(水蒸気)】と【温度】となります。 また、カビが発生する場所としては
 「家の中=見える場所」
 「壁の中=見えない場所」

の2箇所が考えられます。下記の画像は「壁の中のカビ」です。

壁体内結露


それぞれについてお答えいたします。

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床下の蓄熱体(エコガーデン)

【質問】
現在の御社の工法で、基礎の地中深さはそれ程深くないと考えられます。その基礎の下により蓄熱量の高い層(たとえばジオシステムのグリ石層)や、伝導効率の高い材質を用いることを検討されたことはありますか?


【回答】

おっしゃる通り、基礎はあくまでも一般のベタ基礎に外断熱をしたシンプルなもので、地盤に20cmしか入っていません。(もちろん防蟻の対策を何重にもしています。)
地盤改良のためにグリ石は標準で使用していますが、蓄熱のためではありません。(ジオパワーシステムではグリ石を蓄熱のために使用しているようですが、その比熱は0.2kcal/kgで、コンクリート(0.2)や土(0.15〜0.2)とほとんど変わりません。)

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サーモプライ(気密層:ベーパーバリア=水蒸気を通さない層)をどのように施工するのですか?

【質問】

【外断熱の地熱住宅】では、サーモプライをベーパーバリア(=水蒸気を通さない層)として使用していますが、その理由は何ですか?

サーモプライ

【回答】

サーモプライ施工時の施工順序は以下の通りです。

(外側から)「外壁材+外壁通気層+タイベックシート(通湿・防水シート)+スタイロフォーム+サーモプライ+内壁通気層(構造体)」

スタイロフォームとサーモプライは密着しています。つまり構造体は室内に開放されていて木材の吸放湿が効果的に行える構造となっています。完全外断熱工法の素晴らしい点はここにあります。

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地下室の設置について

【質問】
地下室などを作ると更に、地中温と接する面積が増えると考えられますが、そのような場合の施工実績はありますか?またそのような場合にでも、現在の御社の換気システムで対応することは可能でしょうか?
地中コンクリート部分に、二重通気層を作ることは現在の木造の部分の工法では難しいと思うのですが、通気層を作る必要はないでしょうか?またその場合には、建物上部の通気層との連絡がなくなりますが、それで十分に空気が循環するのでしょうか?


【回答】

半地下室については数件の実績があります。換気(外気との空気の入れ替え)は弊社の独自の換気システム(特許取得)で対応可能です。
また、地下室や半地下室は、地中熱活用には非常に有効ですが、特に夏場の地中冷熱で起こる基礎コンクリート面の結露の対策には充分注意が必要です。

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床下に外気を入れないはずなのに、なぜ基礎パッキンを使っているのですか?

【質問】
ホームページ内にはよく「床下は室内と考える」とか「床下には外気を入れない」と書かれてあります。しかし、先日拝見した地熱住宅の現場では「基礎パッキン」が使用されていました。
基礎パッキンは床下に外気を入れるために使うものですが矛盾していませんか?

(画像をクリックすると拡大表示されます)

*床下の通気を良くする(つまり、外気をたくさん取り込む)ための部材:基礎パッキンについては下記のサイトをご参照ください。
キソパッキング工法の目的

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「地熱利用システム(床下システム)」は、停電の場合はどうなりますか?

【質問】
先日、完成見学会で「地中熱利用システム」(名称:床下システム)を拝見しました。システムは電気で動くのですね。そして、そのシステム用のコントローラーは「24時間換気システム」を制御していると聞きました。
そこで質問なのですが、停電の時はどうするのですか?

*参考情報:(下記をクリックしてご覧ください)
【地熱利用システム】を稼動させるのに、どれくらい電気代がかかるのですか?

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【なぜ?外側に断熱するのですか??】

【質問】
「地中熱利用」の部分を読んでいたところ、「地中熱を利用するには、建物を高断熱・高気密住宅にする必要があります」と書かれてありました。変な質問かもしれませんが、高断熱住宅の場合、外断熱工法に限らないのですか?内断熱(充填断熱)でも高断熱仕様にすれば良いのですか?


(回答)
す、するどい!!!
非常に鋭いご質問です。ありがとうございます。
確かに、「地中熱利用」だけを考えると、「基礎は外断熱が必要」ですが、建物部分は「内断熱:高断熱仕様」でも可能です。
内断熱(充填断熱)だけではなく、「パネル断熱」でも「ウレタンの吹きつけ断熱」でも大丈夫です。

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床下エアコン設置をお勧めしない理由

【質問】

地中熱活用住宅「エコシステム」では冬の住まい方として「床置エアコン」「床下システムによる生活熱活用」をお勧めしております。

これらは冬季の住宅内に上昇気流が生じることを活用し、地中熱活用住宅で効率よくお住まいになっていただくための方法です。
これについて、よくご理解いただけたお客様からは
住宅の一番下にある『床下』にエアコンを設置すればもっと暖房も床下蓄熱も効率よくできるのでは?
とご質問をいただきます。

しかし床下空間でのエアコン運転は室内での運転に比べ、逆に効率が大きく下がる可能性が高くなります。その理由として
「1.住宅外部への熱損失量が大きくなる」
「2.床下で暖房した暖気は壁空洞を伝わって小屋裏へ溜まり、床下を効果的に暖めることが出来ない」ことが上げられます。

「2.」については外断熱工法の特性としてご理解いただけると思いますが「1.」について「なぜ外部への熱損失量が大きくなるのか?」を下記にご説明いたします。

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【地熱住宅 開発の母】が全てお答えいたします!

地熱住宅開発技術者[宇佐美智和子(うさみちわこ)]氏による熱い質問受付コーナー[そのご質問、宇佐美がお答え致します!]

ecoハウス研究会の顧問となって、文字通り、全国で大活躍するようになった「地熱住宅開発の母=宇佐美智和子(うさみちわこ)さん」がみなさんからの御質問に全てお答えするコーナーができました!

 ★宇佐美がお答え致します!

全国の「地熱住宅ファン」の方々からいただいた質問と回答も掲載されていますので、ぜひ、こちらもご覧ください!

開口部(窓)の考え方について

【質問】

開口部の考え方は重要だと思っています。そのため、窓を数種類から必要に応じて選べるといいと考えます。南西側は LOW-E樹脂ペアサッシ+射熱対策を考えています。当然間取りも従来の南側LDKではなく、高気密高断熱で冬の心配が少ないのですが夏の対策として開口部を考えた間取りを考えています。

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土壌蓄熱式床暖房との違いは?

【質問】
先日テレビで「土壌蓄熱式床暖房」なるものが放映されていました。根本的に違うと思いますが貴社、地熱と「土壌蓄熱式床暖房」の違いや長所・欠点などを教えて下さい。

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地中熱利用の効果がでるのは?

質問:以前、玉川さんの御両親の家(平屋)を見学した際、お母さんが 「住んでから3年経って、本当の良さを実感できました。」とおっしゃっていました。 どういうことでしょうか?

回答:

そうですね。母(両親は地熱住宅/平屋に住んでいます)は見学にいらっしゃる方に必ず言ってますよね。「初めは、息子に騙されたと思った・・・」って(笑)

6年前の3月5日に平屋が完成して両親に引渡しました。
確かに、その日(3月5日)は「地中熱利用」は全くできていないのです。
簡単に御説明いたしましょう。

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地熱を利用することによって、冷暖房費用を少なくできることはわかったのですが、【地熱利用システム】を稼動させるのに、どれくらい電気代がかかるのですか?

【質問】
地熱を利用することによって、冷暖房費用を少なくできることはわかったのですが、【地熱利用システム】を稼動させるのに、どれくらい電気代がかかるのですか?


(回答)
*地熱利用システム【床下システム】と【換気システム】に必要な電気代は下記をご覧ください。

*【床下システム】と【換気システム】の配管経路図は下記の画像をご覧ください。(画像をクリックすると拡大表示されます。)

★換気・床下システムに関する電気代★

その消費電力は?

●24時間換気のファンの場合(三菱電機 V-23ZM4)
 計画換気(弱運転)−−−62W
 強制排気(強運転)−−−75W

●床下システムファンの場合(三菱電機 V-18ZM4)
 一定運転−−−−−−−32W

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【タイベックシートの役割について】

【ご質問】
★清志朗様からご質問をいただきました。
(私の回答を最後に追加してあります。)

玉川さま
こんにちは、早速添付ファイルなど頂き、また丁寧にご回答頂き、ありがとうございました。

屋根の断熱ですが、当方の断熱は、玉川さんの方法と少し違う(一度全面に断熱パネルをひかない)ので、もう一度検討して玉川さんのような仕様に変更したいと考えています。ただ、玉川さんより良いのか?わかりませんが、普通野地板の上にひくルーフィングは真っ黒のアスファルトシートのような物ですが、これが最近、銀色の遮熱効果と防水効果のある専用シートがあるということです。メーカー名はわかりませんが、設計士さんが言ってました。FPの屋根断熱パネルも、遮熱の銀色シート(FPでは厚紙にアルミをコーティングしたもの)と通気層で、かなり屋根裏の温度(夏場)が下がったと言う事です。

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【外壁通気層は必要ですか?】

【質問】

質問させていただきます。
他社の談話室で外壁通気層の必要性を論じ合っていたのですが、エコホームズさんはどうお考えなのでしょうか?
SCと似ているし、実際設けているので当然必要とお考えでしょうが、イザットハウスの不要論にも一理あるように思えました。(外壁通気層は外壁取付けの胴縁の副産物、ポリスチレン断熱材は低吸湿性なので放湿不要、通気媒体の空気は低熱容量なので保温の役に立たない)

個人的には有ったほうが良いかなと思いますが、確かに理論的な裏づけは薄いような気がしました。ついでに差し支えなければ貴社でご使用している断熱材のメーカー、型番等を教えてください。

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夏場の小屋裏換気について

【質問】

はじめてまして、現在マイホーム新築中の渡辺と申します。
外断熱2重通気工法の最大の課題は夏の住まい方だと思いますが(冬は基本的に暖かいはず)、夏場の小屋裏換気にどの様な装置を使用したらよいか検討中です。
今回御社のホームページを拝見し10数年前より外断熱2重通気工法に取り組みの試行錯誤を繰り返し、より良い工法へと進化している御社では、小屋裏換気にどこの装置を使用しているのか差し支えなければ教えていただきたくお願い致します。
24時間換気装置も夜間の静かな時間帯では以外と音が気になったりしたりします。小屋裏ファンはさらに音が大きいと聞いておりますので、より静音設計された大量排気装置を探しておりますので宜しくお願いします。誠に勝手なお願いですが宜しくお願い致します。

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(断熱材の紫外線による劣化防止について)【外断熱材の外側にある白い紙はなんですか?】

【質問】
近所の工務店が建築している外断熱住宅の場合、青い断熱材の上にそのまま胴縁をつけてあります。御社の場合、断熱材の表面に紙のようなものをつけてありますが、なぜですか?


(回答)

確かに、外断熱工法を施工している会社によっては、外断熱材(青い色の断熱材=発泡ポリスチレンボード)がず〜と見えている状態になっている会社が多いですね。全てではないですが。

私達の場合、外断熱材の外側に「デュポン製タイベックシート」(白い紙のようなもの)を貼ります。
(下記の画像をクリックすると拡大表示されます)

shigaisenntaisaku001.jpg

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鉄筋RCと外断熱

【御質問】

初めまして。
当方、鉄筋RC構造の家に住んでおります。築33年が経過し、大規模なリフォームを考えております。
住宅雑誌から鉄筋RC構造に対応できそうな建築会社を探し、話し合いを進めるうち、「外断熱」という工法を勧められ、「さらに「いい家」を求めて」という本をいただきました。
その本には木造で外断熱&ソーラーサーキットの家作りが書かれていましたが、我が家は鉄筋です。
建築会社は、鉄筋の構造体の外側に通気層を作ろうとしているようです。
本では内側通気層の内側は石膏ボードになっていますが、我が家のようなコンクリートの厚い壁でも同様の効果は得られるのでしょうか。
建築会社の社長さんは、コンクリートこそ最も適した素材と言っています。同様に外断熱&ソーラーサーキットで家作りをしている工務店さんは、「鉄筋RCはソーラーサーキットには向いていない」と言われたそうです。
いったいどちらが正しいのでしょうか。
ご回答いただけると助かります。よろしくお願いいたします。

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特殊基礎断熱の、地中深さは、何cmぐらいが適当なのでしょうか?

【質問】特殊基礎断熱の、地中深さは、何cmぐらいが適当なのでしょうか?
また、基礎部分を下げた場合、たとえば極端な場合として地下室を作った場合には、基礎断熱の深さは異なるのでしょうか?1m程度はする必要があるのでしょうか?
北海道での施工例で、コンクリートにダイレクトにネオマもしくはスタイロフォームを張ったものを見たことがあるのですが、防水やクラック対策の面で不安を感じます。

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外断熱工法の外壁はずれ落ちませんか?

【御質問】
外断熱工法の外壁はずれ落ちませんか?

かつて外断熱工法は内断熱工法のメーカーから「外壁がずれ落ちる」などと言われました。

それは外断熱工法が発泡系の断熱やわらかい材を挟んで外壁を止めつけなければならないためです。
しかし、外断熱工法では胴縁を径の太い専用のビス(断熱パネルビス)で止めつけます。「外壁材の下がりの許容量を1mm以下」と厳しく計算してみてもかなりの重量の外壁材も大丈夫です。

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【外断熱・高気密住宅は窓を開けてはいけないのですか?】

【外断熱・高気密住宅】を検討される方から、ほぼ間違いなくご質問される ことがあります(↓)

A様「たまちゃん、一つ聞きたいことがあるのですが。高断熱・高気密住宅については、その必要性がよくわかるのですが、1年中、窓を閉めきって生活するのが嫌なのですが・・・・・・。 どうしたら良いですか?」

タマ「すみませ〜ん。私達の説明が不十分でしたね。ごめんなさい。高断熱・高気密住宅に住んでいても【1年中、窓を閉める】生活ではないのですよ!」

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【伝導型地中熱活用】と、他社の地熱住宅はどこが違うのか?

【質問】 
基本的な質問なのですが、玉川さんの【伝導型地中熱活用】と、他社の地熱利用はどこが違うのですか? 

回答:
●大地は、太陽熱を蓄える器
地下10mあたりの地中温度は、一年中同じ温度です。しかも、外気温の年間の平均温度と同じです。地下10cmの地中温度は、夏は外気温よりも高くなり、反対に冬は外気温より低くなります。地下1m、地下2mと深くなるにつれて地中温度のピークは秋の方にずれて、夏と冬の温度差も少なくなりますが、年間の平均地中温度は同じです。

年間の各深度の平均地中温度は、深さに関係なく同じで、年間の平均外気温とほぼ同じなのです。このように、地中温度は、外気の熱が地中に伝わった(伝導した)ものです。
大地は太陽熱を蓄えている器ともいえるでしょう。

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【外断熱(そとだんねつ)】ってなんですか?

質問:外断熱(そとだんねつ)という言葉をよく聞くようになったのですが、【外断熱】ってどんな断熱方法なのですか?

回答:
戸建住宅において、いろいろな断熱方法がありますが、大きく分けると

【充填断熱工法】=内断熱(うちだんねつ) 
【外張り断熱工法】=外断熱(そとだんねつ)

に分けることができます。
この外断熱工法は、決して最近の工法ではありません。すでに20数年前からあります。

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アイヌの伝統民家【チセ】と【地熱住宅】はどんな関係があるのですか?

質問:【地熱利用って何ですか?】を読んでいたら、「アイヌの伝統民家【チセ】」が登場してきました。どんな関係があるのですか?
アイヌの伝統民家「チセ」 冬と夏
(左が「冬のチセ」です。雪による断熱効果があります。自然の【外断熱】です。右が「夏のチセ」です。笹の葉で葺いています。夏、笹の葉が乾燥すると反り返ります。そのため、非常に風通しの良い住まいだったようです。)

回答:

極寒の地/北海道・旭川では、冬、外気温度がマイナス30度まで下がります。
そんな環境でありながら、アイヌの伝統民家【チセ】の中では、健やかに赤ちゃんが生活していました。なぜでしょうか?

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【地熱住宅って何ですか?】

地熱住宅 家の中の温度測定結果
(画像をクリックすると拡大表示されます)

質問:最近、新聞・雑誌やネット上で見かけるようになってきた【地熱住宅】って何ですか?

回答:
・地中はいつも温度が安定しています。
例えば、井戸水を飲んだことがありますか? 井戸水は「夏 冷たく」「冬 あたたかい」と感じますね。

・これは、井戸水の温度が地中熱(地下の温度)に影響されているからです。四季によって、外気温度は急激に変化しますが、実は、地中内は温度がほぼ一定なのです。

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空気清浄機は不要でしょうか?

【御質問】

現在、アパート生活なのですが、6畳用の空気清浄機を持っています。
玉川さんのお家の中では、空気清浄機は不要でしょうか?
恐らく、不要ですとお返事頂くのだろうなと思いながらも、もったいない症候群としては、ぜひお伺いしておきたいと思ってしまいました。(笑)
しっかり換気してくれるのに、こんな質問で申し訳ありません。。。。

お忙しい所、お手間をかける質問で、本当にごめんなさい。。。
よろしければ、ご返答頂けると幸いです。

宜しくお願い致します。

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「床下システム」(地熱利用システム)とは?

【外断熱の地熱住宅】では、地熱利用のシステム(名称:床下システム)と24時間換気システムを一つのコントローラーで制御しています。

この仕組みをご説明します。

1)床下にある配管は、地熱利用をおこなうための「床下システム」の一部です。(洗面脱衣室に設置してある「点検口」を開けると床下を見ることができます。)

そこには、給水・給湯の配管(下記の写真では、給水=青色 給湯=赤色)と排水管の横に太目の管があります。
それが「地熱利用システムの配管の一部」です。(画像をクリックすると拡大表示されます)

地熱利用 床下システム


下記の写真も床下システム(配管部分)の一部です。(画像をクリックすると拡大表示されます。オレンジ色のキャップは「工事期間中、管内にホコリが入らないためのもの」です。お引渡し前に、オレンジ色のキャップは外します)

yukasita0001.jpg

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サーモプライとダイライト

【質問】

エコシステムでは気密・強度のためにサーモプライを使用しておりますが、サーモプライってあまり強そうに見えないのです。ダイライト(9mm)の方が強そうに見える...。コストの関係もあるのでしょうが。
外断熱なので、部屋によってはコストダウンも含め大壁ではなく、部屋側の柱をあらわしにした場合、筋交いが見えてしまいますので、筋交いなしでも相当の強度がでるダイライトは魅力です。

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サーモプライの張り合わせ部分について

【質問】

サーモプライの接合で気密テープを張っていますが、張り合わせ部分が地震等で剥がれるもしくはズレることを見越して遊び等は考えておられるのでしょうか?(ねじれ等にはサーモプライは強そうですが70年を見越すと心配です。)
気密シート工法で施工されるメーカーの場合は、張り合わせ部分にある程度遊びを確保しているみたいですが。

サーモプライ

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【ジオパワーの地熱利用との違いは?】

【質問】
ジオパワーという会社も地熱利用をおこなっているようですが、御社の地熱利用との違いは何ですか?


【回答】

地中熱とは「マグマの熱」とは無関係のものです。

私たちが暮らしている日本は「夏暑く、冬寒い」「日中と夜間の温度差も大きい」という気候条件です。
ところが地下−5mでは夏に最低温度16℃、冬に最高温度18.5℃と安定した温度ではありますが、夏冬が逆転しています。(銚子気象台調査)

これは「土の蓄熱量が大きい」ために地中深くに熱が届くのが遅れるためです。洞窟や井戸水が冬に暖かく、夏に冷たいのもこのためです。
この地中の熱(冷熱)を地中熱と呼んでいます。

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玉川さんが建てる家は地震に強いですか?

最近、ほんとうにたびたびお客様からご質問されることが2つあります(↓)

第三者監理をお願いしたいのですが、認めていただけますか?
●玉川さんの家は地震に強いですか?

第三者監理】については、私もお客様に提唱していることであり、「建築会社を信頼する/しない」に関わらず、お施主様は【第三者監理】を実施したほうがよいのです。

そもそも、「信頼しない建築会社」とお施主様が住宅建築の契約を締結するはずはないですからね。「信頼する/しない」とは別次元の話です。

このご質問「第三者監理をお願いしたいのですが、認めていただけますか?」をされる方によくよくお聞きすると、まだまだ【第三者監理を嫌がる】建築会社が多いようなのです。不思議ですねぇ〜。何で?嫌がるのでしょうか?

工務店経営者の立場からすると、むしろ「第三者監理を導入してもらった方が良い」はずです。
社員さん・職人さん達も「気合」が入りますからね。結果として、会社の品質管理強化につながりますから。現状で「今でも品質は十分高い!これで満足だ!!」と思っていても、やはり改善・カイゼンは必要です。

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【基礎外断熱における防蟻対策】

基礎外断熱


【質問】基礎断熱で地盤を温めるとシロアリを呼び寄せ、被害に遭いやすいという情報がありました。
そこでご質問させて頂きたいのですが、

1)御社の外断熱・地熱住宅での現在までのシロアリ被害状況
2)シロアリ被害にあった場合の御社のシロアリ駆除方法
3)シロアリの対策(発見及び防御のための構造・薬剤等)

以上についてご返答いただけませんでしょうか?

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【基礎外断熱の防蟻処理】

【質問】
「基礎外断熱が良いのはわかっているのですが。基礎外断熱の場合、防蟻処理(=シロアリ対策)はどのようにおこなっていますか?」


(回答)

確かに、「基礎外断熱」の場合、通常の防蟻処理(=化学物質による防蟻処理→みなさんもご存知の、あのオレンジ色/緑色のやつです)は使用できません。

なぜなら、
◎「基礎外断熱」⇔「床下空間は室内と考える」◎ことになりますので、床下の土台などに化学物質は使用したくありませんね。

そこで、基礎外断熱の場合、防蟻処理はこのように(↓)おこないます。

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外断熱とは?

外断熱とは?

家を断熱するとき、今まではグラスウールなどの断熱材を外壁と内壁の壁空洞に、柱と柱の間に埋め込むように入れる内断熱でした。現在も新築の90%以上がこの「内断熱」を採用しています。

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外断熱を用いた家と内断熱を用いた家とでは、熱損失は変わりがないと解釈しておりますが、貴社の「省エネルギー」という家の要因はどこにありますか?

質問:外断熱を用いた家と内断熱を用いた家とでは、熱損失は変わりがないと解釈しておりますが、貴社の「省エネルギー」という家の要因はどこにありますか?

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窓の性能差について。断熱サッシはどれほどの効果がありますか?

質問:窓の性能差について。断熱サッシはどれほどの効果がありますか?


回答:
「住宅の性能は、窓に左右される。」と言い切ることができます。
次世代対応の壁の熱貫流率は0.53W/㎡h 以下
次世代対応の窓の熱貫流率は4.65Wで壁の9倍でも許されています。

・アルミ単板ガラス  6.51W  
・アルミとプラスチックのペア 3.49W
・アルミ2重サッシ  4.65W  
・プラスチックのペア3.49W・2.91W
・アルミ熱遮断ペア  3.49W  
・アルミとプラスチックの2重サッシ2.91W

地熱住宅はアルミとプラスチックの2重サッシ+断熱雨戸で1.6Wです。 

夏は冷房負荷が増えてしまうのではないでしょうか?

【ご質問】
夏季についてですが、半年後に夏の地中温度が上がり冷房負荷が増えてしまうのではないでしょうか。


(回答)
これはよくあるご質問です。
特に、冬季は床下地中温度が最初の数年は年々実感するほど上がってきますので、夏の床下地中温度も年々上がるのではないかと思われるようです。
冬季に床下地中温度が上がるのは、半年前の夏の熱を持ち越して床下地中が熱のプールになるためです。夏季は反対に冬の冷熱を持ち越して床下地中が冷熱のプールになります。
それで夏は冷房が必要でなくなり、エアコンは除湿器として稼動させるだけになるのです。

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地中に熱が奪われてしまうのではないですか?

【ご質問】
冬季、地中温度18.6℃において補助熱源とかソーラーウォールなどを使用して、暖房温度20℃以上22℃を希望した場合は地中熱活用ではなく逆に、暖房熱の地中損失になるのではないでしょうか。それは基礎から地中に蓄熱されていると考えるのでしょうか。


(回答)
Tさまのご懸念はもっともなことです。
常に、熱は高い方から低い方に移動して定常状態になろうとしますから、床下を断熱しないで、建物と床下地中が熱的につながっている地熱住宅エコシステム(=伝導型地熱住宅)の場合は、地中温度が低く室温が高ければ、地中に熱は移ります。
冬の日射のある日中は室温が床下地中に蓄熱され、夜間、外気温低下で室温も下がれば、反対に熱は地中から建物に移動します。

ここで問題なのは、日中の日射や暖房熱で室温が上昇して、床下地中に熱が移動しても、その熱が床下地中にプールされない場合です。基礎断熱が弱く、床下の熱損失が大きかったり、外気温による地表面温度低下の影響で床下地中が冷やされることへの対策が無防備であったりすると、T様のおっしゃる通り「暖房熱の地中への損失」となってしまいます。エコシステムは熱を床下地中にプールさせるよう特許施工をしています。

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ご意見・ご質問をお送りください!

◆外断熱の地熱住宅に関するQ&Aをお読みいただきましたみなさまへ◆

【外断熱の地熱住宅】に関するQ&Aをお読みいただきましてありがとうございます。

なんだか、読めば読むほどわからなくなってきました・・・・

すみません。それは、私の文章力が不足しているためです。ごめんなさい。

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