究極の塗り壁材を求める旅(パート3)

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 【究極の塗り壁材を求める旅(パート1)
 【究極の塗り壁材を求める旅(パート2)


「えっ?今日は、もうレーベンの製造が終わった????そりゃ困りますよ。製造するところを見学するためにわざわざ千葉から来たんだから。製品を見に来たのではなくて、作るところを見たかったんです。本当に食品だけが原料なのかどうか、それをチェックしたいんです。」

スズラン「そうおっしゃられても・・・・・・・・・・。レーベンは食品と同じく生ものなので、大量に作って在庫しておくわけにもいきませんし・・・・・・。注文があった分だけ作るようにしているので、これから急に作れと言われましても・・・・・・・・、困りました。」

「困っているのは私の方です。せっかく長崎まで来たのですからね。そこのところ、わかってもらえますよね! ねっ! ねっ!」

スズラン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

遠路はるばる長崎まで「レーベンの製造工程」を確認しに来た私達ですが、連絡ミスによって、到着して「レーベンの説明」を聞き終えた時には、すでに製造は終了していました!

「あちゃ〜」

頭を抱えていた私達に「スズランコーポレーション」の専務さんが一言。

今日の生産は終了したようですが、せっかく千葉からいらっしゃったので、また造りますか!

和紙が原料の塗り壁素材 レーベン
(私達に熱心に説明されていた専務です!)

「あ、ありがとうございます〜〜!!!」

それでは、さっそく、レーベンの製造工程を見学させてもらいましょう。

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究極の塗り壁材を求める旅(パート2)

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 【究極の塗り壁材を求める旅(パート1)



大島建材店の大島社長から、私の携帯に電話が入りました。

大島さん「玉川さん、長崎行きましょう!

私「はっ???」

大島さん「すでにメーカーに連絡を入れておきました。製造工程を見学させてくれるそうです。1月25日・26日が先方も都合が良いそうですから、25日に長崎空港でお会いしましょう。それでは!

私「・・・・・・・・・」

突然、私は長崎に行く事になりました。そこで思いついたのです。どうせなら「あの人」も連れて行こう。
そうだ!そうしよう!!!

「あの人」とは、千葉県でも【エコオヤジ】として有名な人です。それは、

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(倒木更新)親は子を守り、子は親を忘れない!

赤沢自然休養林は「天然林」です。
国有林であり、できるだけ自然のままを残しているようです。

その中で数百年も生き続けた檜が倒れます。

木曽檜 倒木更新

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木の家は好きですか?

木曽東濃檜の4寸角柱は、だいたい70年かけて育ったものです。

檜4寸角材でも、産地によって、年月は違ってきます。気候が良く、土地が豊かであれば、もっと短い歳月でとれるのですが、私達が使っている木曽東濃檜は70年もかかってしまいます。

この木曽東濃檜を使用する場合、今までは壁の中に隠れてしまうことが多かったのですが、「せっかくの檜を隠してしまうのはもったいない」という声も多く、最近では、内装の一部として積極的に檜を見せる方が増えてきました。

例えば(↓)

木曽東濃檜の家

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究極の塗り壁材を求める旅(パート1)

出会いは突然でした!

2005年11月26日〜27日におこなわれた【来て見てSwitch!オール電化フェアin幕張】で、「和紙を原料とした塗り壁材」を知る事になりました。

この素材を紹介してくれたのが「健康素材を全国に販売している島根県の大島建材店さん」です。

和紙が原料の塗り壁材 レーベン

玉川さん、千葉に行くときに、玉川さんが好きそうな素材を持っていきますからね!

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【物より思い出!】=ご家族でメンテナンスを楽しみましょう。

突然ですが、私の思い出です。
母親の実家は、茨城県鉾田町にあります。
小学生の頃によく遊びに行きました。ずいぶん古い民家で、家の中は暗く、床板(たぶん杉板だったと思います)は真っ黒でガタガタしていました。冬は家の中も凄く寒く、煙草を良く吸うおじいちゃんと囲炉裏のまわりで食事をしていました。便所(トイレとよべるものではないですね)は家の外にあり、お風呂は、なんとっ、五右衛門風呂でした。

五右衛門風呂をご存知ですか?
浴槽は巨大な釜です。薪を燃やして水をお湯に沸かします。浴槽(=釜)には丸い木の板が浮かんであり、それを足で底に沈めながら湯に入ります。

ここでの生活(夏休みは1ヶ月近く、弟達・いとこ達と一緒に過ごしていました。)は心から楽しいものでした。スイカの食べ残しを庭において、それでカブトムシを捕ったり、彫刻刀で床に名前を彫りました。(おばさんには凄く怒られましたが・・・)真っ黒な床ですが、名前を彫ると、きれいな木の色がでてきます。本当に暗く汚れた家でした。どうして?あんな家に行くのが楽しみだったのか?
今でもよくわかりません。中学生のころまで、よく遊びに行きました。

ところが、なぜか、高校時代はほとんど行くことがなくなりました。

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特集!!!やっぱり「木の家」が大好き!!!

木造住宅において、構造材は「無垢材が良い!主張派」と「集成材が良い!主張派」に分かれます。造り手(=住宅建築会社)が自分達にとって都合の良い方を「こっちが良い!」と主張していたのが発端ですから、互いに相手のデメリットを強調しあっています。

実際は「適材適所」であるため、私達の場合、「土台・柱・梁」は、基本は無垢材ですが、間取り等によっては「梁の一部」に米松集成材を使用します。

また、無垢材は後になってあばれることがありますから、ハウスメーカーの場合、アフター対応などを考えると、やはり「集成材が良いですよ!」と主張しているようです。

こうなってくると、一般の方にとって、「無垢と集成材とどっちが良いの?」とますます混乱してしまいます。


タマチャンはどっち派?」と聞かれた場合、私は難しい説明はできませんので「私は木曽東濃檜が好きです!」とお答えしています。
スギ・ヒバなど、他にも良い材はたくさんあります。ただ、私の場合、「木曽東濃檜」が好きなだけです。他の木材や集成材を否定していません。最後は「好き嫌い」の世界だと思っています。

ところが、【中国から輸入した集成材の剥離問題】(中国 集成材 剥離問題)が発生してからは、そんな簡単なことではなくなってきてしまいました。
中国からの輸入材について、根本的な問題はどこにあるのか不明ですが、「安かろう悪かろう」的な管理があるのかもしれません。

1個数百円の商品であれば、「安かろう悪かろう」が判明しても笑ってすますことができますが、住宅の場合、後で判明したのでは・・・・・・・、大問題です。

そうなると、自己防衛策としては「産地を確認する」ことしか残されていません。スーパーの食品売り場においても「産地・生産者」を明確にすることが進んでいるのですから、世の中で最も高価な買い物(?)である「家づくり」において、産地・生産者を確認することは必要になってきていると思います。全ての建築材料を確認する作業はたいへんですが、せめて、構造材だけでも「産地・生産者を確認すること」をやってみてください。
(海外まで行くのは大変ですが・・・・・・・)

と、こんな主旨で、私達がお世話になっている「木曽東濃檜」を紹介するため、実際に東濃まで行ってきました。今回は「木曽ひのき」のレポートです。

自然素材 木の家

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これから新しく家を建てるお施主様(ご家族)が【大黒柱】を選ぶために山の中に入りました!

東濃檜の大黒柱を選ぶために山の中へ入っていきました!
(画像をクリックすると拡大表示されます)

だいこく-ばしら【大黒柱】
(1)日本民家の中央部にあって、家を支えている柱。他の柱より太く、家格の象徴とされる。大極柱。
(2)ある集団の中心となり、それを支える働きをしている人。
「一家の―となって家族を養う」
(三省堂「大辞林 第二版」より)



平成18年3月19日、これから新しく家を建てるT様ご家族と一緒に岐阜県中津川市坂下へ行ってきました。千葉から片道7時間。あまりにも遠いため、中津川に前泊したのですが、移動日(18日)はどしゃぶりの雨でした。
そんな大雨の中、しかも7時間かけて、T様と私は「何のため」に岐阜県まで行ったのか?

実は、T様に「木曾東濃檜のブットイ大黒柱」を選んでいただくための旅でした。
その太さとは「8寸角」(24センチ角)です!T様にとっては、大変苦労される旅です。なぜなら、

・行き帰りの運転(T様ご主人が担当)
・往復の旅費(T様がご負担)
・1泊2日
・ご家族全員が山の中へ・・・・・・・。

なぜ?ここまで苦労をしてT様はわざわざ大黒柱を選びに出かけたのでしょうか???

みなさん、答えはおわかりですね。

はい、その通りです。

私に無理強いされたのです。
「Tさん、せっかく家を建てるのですから、私と一緒に岐阜県まで行きましょう!」


今回は、その「我が家の大黒柱を選ぶ旅」の報告です。

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檜の丸太を加工します!

岐阜県中津川市坂下にある「共和木材工業株式会社」で檜の丸太が加工されます。

私達が土台・柱に使用している「木曽東濃檜4寸角材」はだいたい70年前後の丸太からとります。つまり、70年間、せっせと二酸化炭素を吸収して「地球温暖化防止」に貢献してくれた木を利用するのです。

(余談ですが、国・市町村が本気で【地球温暖化防止】を考えると、全ての施設は木造建築物にするべきですね。)

70年かけて成長した木曽東濃檜を使用するのですから、私達が建てる住宅の構造は、最低でも70年は長持ちしてもらわないと困ります。
*私達が考える「長持ちする家造り」については、こちら(↓)をクリックしてご覧ください。
地熱利用ってなんですか?

1)檜の丸太です。

檜の丸太

2)製材所で丸太が加工されます。

檜 加工

3)柱・土台になる部分以外も板材として利用します。

檜 加工

4)木造住宅の構造です。
土台・柱は「木曽東濃檜」です。

東濃檜 構造

【木は環境にやさしい】

木曽東濃檜

★森は呼吸する★

地球をつつむ大気は、だいたい80%が窒素で、残りが主に酸素です。しかし地球上には、はじめから現在のような組成の大気があったわけではありません。地球誕生の当初、大気は火山ガスのようなもので、硫黄化合物や二酸化炭素や窒素が主体だったと考えられています。やがて植物が繁殖するようになると、光合成が行われることによって地球との大気の組成は大きく変わりました。

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