★消費者庁が警告!★ 家庭の浴槽での溺死者数が「4,866人」に!
★平成28年1月20日 消費者庁から「冬場に多発する高齢者の入浴中の事故にご注意ください!」と注意情報を掲載しています。
○冬場に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!(PDF)(クリックするとPDF資料がダウンロードされます)
資料を読むと、平成26年に【家庭内の浴槽での溺死者数が4,866人】にも
達している事が書かれています。
その内容を一部抜粋します。
家庭の浴槽での溺死者数は10年間で約7割増加し、平成26年に4,866人となっています。そのうち高齢者(65歳以上)が約9割を占めており、高齢者は特に注意が必要です。
また、この資料の中には、「厚生労働省の研究班の調査では、【入浴中の事故死 年間19000人】」とも書かれています。
平成26年に、交通事故で死亡された方が【5,626人】ですから、家庭の浴槽での溺死者の増加は無視できないほど増えてきました。
また、家庭の浴槽で溺死する事故は、【冬場】に多く発生する事がわかっています。
いったい、冬場に、浴室で何が起こっているのでしょうか?!
【全館暖房】とは? (家庭内事故死を防ぐための家づくりです!)
日本では、冬場、【家の中が寒いのがアタリマエ】と思われています。
*ただし、日本といっても、北海道にお住いの方は【冬 家の中は暖かい!】のがアタリマエと経験されている人が多いのです。 事実、北海道から千葉に移住されたご家族が「なんでっ?こっちの家はこんなに寒いの???」と嘆いていました。
【家の中が寒いのがアタリマエ】ですから、暖かくする場所は【限定された場所】となります。限定された場所とは、リビングであり寝室などです。暖かくするには、灯油や電気を使用しますので、経済面から、廊下やトイレ、洗面脱衣室などは暖房器具を設置しません。そもそも、廊下・トイレ・洗面脱衣室・浴室などを暖房する発想がありません。寒くてアタリマエの場所です。
この「暖房方法」を、【採暖】や【部分暖房】と言います。
これに対して、家全体を暖房する事を【全館暖房】と言います。
「どひゃぁ~!!! 家全体に暖房器具を設置して、灯油を炊いたら、いったい! どんだけ費用がかかるのか!!! そんなの無理です」
「廊下を暖房するなんて! そんなのエコな生活ではない!!!」
「家全体で暖房をおこなうエネルギーの量を考えると・・・、地球温暖化対策に逆行していますぞ!!!」
「カンタンシェード80」をお使いの藤田様からのご感想です!(ありがとうございます)
すでに、「カンタンシェード80」をお使いの藤田様からご感想をいただきました。(ありがとうございます)
玉川さん
本格的に暑くなってきました。メールのNEWS、ありがとうございました。
近所の皆様は、冷房機のある1部屋か2部屋が涼しくて、トイレ、台所などに行くと暑くて暑くて体調が狂う、と言ってられますが我が家は全館冷房になるので、助かります。
昨年は2階中央の冷房1台で全館でしたが、主人が年をとってきたせいか、「暑いよー」とうるさいので、今年は2階1台、1階1台の2台を動かしています。
それでも通常の1か月電気代+3000円~5000円で済みます。
問題の日射遮断、ゴーヤの緑のカーテンもしっかり茂り・・ただ、いつも同じところに植えるせいか、葉は茂れど年々実がすくなっています。
(連作障害をさける肥料をまいてますが)
いただいたかんたんシェード80、効果ありです。
家の内がわに貼れるので、日差しが少なくなると巻き上げたりできるので楽です。
欲を言えば、他のメーカー品に較べると明るいですが、もう少し普通の明るさが確保できるとGOODなのですが。メーカーさんの技術に期待しましょう。
おかげさまで夏の暑さ、冬の寒さが恐くなくなり、感謝感謝です。
どうぞ、お体ご自愛ください。
「高断熱・高気密住宅は【夏 涼しい】」は間違っていますよ!(日射遮蔽が必須です)
毎年、暑くなってくると(7月ごろから)、新聞・テレビ・雑誌などでよく見かけます。
「高断熱・高気密住宅は、夏 涼しい!。そして、冬 暖かい!!!」
大変残念な事ですが、それは間違っています。
高断熱・高気密住宅を建てただけで、「夏 涼しい」のは完全に間違いです。
(確かに、冬は暖かいのですが・・・)
1990年から千葉県で「外断熱住宅」を建て始めたのですが、当初、夏が来ると同時に「お客様からのクレームの嵐」も多数いらっしゃいました(泣)
「夏は暑くて、暑くて!!! 生活していられないよ!」
当時、私たちも「高断熱・高気密住宅」をよく理解していなかったのが原因です。
「高気密・高断熱住宅」は、「家の中から外に熱を逃がさない住宅」です。ですから、日射によって家の中が暑くなると、その熱はなかなか外に逃げません。
つまり、「高断熱・高気密住宅」で、夏 快適に過ごすには【日射遮蔽】(日射遮蔽とは、家の中に日射が入らないようにする工夫の事です)が必須なのです。
逆に言うと、【日射遮蔽】を上手に行えば、
「高断熱・高気密住宅は、夏 涼しい!。そして、冬 暖かい!!!」は正しいです!
と胸を張って主張できます。
そこで、「外断熱の地熱住宅」を建てたお施主様には、しつこく、しつこく、【日射遮蔽】をお願いしてきました。(日射遮蔽の方法については、下記をご参照くださ)
【参考情報】(下記をクリックすると別のページにリンクされます)
○今からでも簡単にできる【日射遮蔽】について(夏を快適に過ごすためのグッズ)
○日射遮蔽対策を十分におこなってください!(断熱雨戸を日射遮蔽に利用する)
○熱線反射フィルムはもったいない!(日射遮蔽について)
ところで、【緑のカーテン】ですが、これをお勧めしている私(玉川和浩 エコホームズ株式会社 代表取締役)が、情けない事に、うまく育てられません。葉が、うまく繁りません。
下記の【緑のカーテン】は、大久保様邸の【緑のカーテン】です。(私は、絶対に、このように上手く育てられません・・・)
素晴らしい繁り具合ですね。これなら、しっかりと【日射遮蔽】をしてくれますね。
家の中も涼しいです。
では、私のように「緑のカーテンを育てるのが下手な人」はどうしたらよいでしょうか?
(この続きは、下手は人だけお読みください。上手な方は無視してくださいね)
はじめて知りました⇒介護用ユニットバス アクアハート
先日、お客様からの依頼で「介護用ユニットバス」を探しました。
実は、私はいままで介護用ユニットバスを全く知りませんでした。
従来のユニットバスでも、入口を3枚引戸にする程度で、十分に介護用に使えると間違って認識していました(恥ずかしいですね・・・)。
ネットで調べてみると、様々な会社が「介護用ユニットバス」を製造していました。
画像は、パナソニック製アクアハートです。
*パナソニック アクアハートのサイトはこちら(↓)です。
介助する人・される人のことを考えて「2方向」で動けるスペースが確保されています。
もちろん、一般住宅にも設置できるようになっていますが、一般住宅用のユニットバスよりも大きいため、脱衣室のリフォームも同時におこなわないと収められません。
熱線反射フィルムはもったいない!(日射遮蔽について)
この夏(平成23年)、節電対策として「熱線反射フィルム」が大人気のようです。
「熱線反射フィルム」を窓ガラスに貼ると、フィルムの機能によって、太陽光(赤外線)を大幅にカットしてくれます(つまり、室内側に入る赤外線の量を大幅に減らしてくれます)
【家の中を暑くしない】ために非常に優れたアイテムだと思います。
しかし、しかしですよ、
日本では「暑い夏」が過ぎ去ると、今度は「寒い冬」がやってきます。
寒い冬の時、「夏のため」に貼った熱線反射フィルムは今度は邪魔者になるのではないでしょうか?
つまり、「寒い冬」、窓ガラスからサンサンと降り注ぐありがたい太陽熱をカットしてしまって良いのでしょうか?(もったいないでしょう、冬は)
例えば、1年中真夏の気候である東南アジアでは「1年中熱線を反射する⇔1年中快適」になりますが、四季のある日本では、はたして、熱線反射フィルムを窓ガラスに貼るのは良い方法なのでしょうか?
「そんなことは言われなくてもわかっていますよ。だから、今年の夏は【緑のカーテン】にしました。ゴーヤを植えましたよ!」
【雨水貯留タンク 増えてます!】
【雨水貯留タンク】
最近増えています。
写真は、タキロン「雨音くん」です。
80・150・200リットルと種類があります。写真は、150リットルの架台付きです。
お客様(M様)がホームセンターで購入されました。(インターネットでも購入できます)
設置は、外構工事の時に我々の外構業者が行いました。
縦樋に簡単に取り付けられます。貯留タンクは、オーバーフロー機能により、溜水になると、自動的に縦樋に流れます。庭の水まきに最適ですね。
さすが、エコホームズのお客様。【エコ】にこだわり、「雨水利用」も設置されました。
ここ最近、多くの希望がある、「雨水貯留タンク」でした。
【子供と一緒に勉強しましょう!】
若い方でも、新しく家を建てる時、「子供達が独立した時」を考えてプランする方が増えてきました。
考えてみれば、10〜15年も経てば、子供達は独立して家を出て行ってしまいます。(私も18歳から一人暮らしでしたから)
その時、子供部屋をただの納戸(収納スペース)にしてしまうのではもったいないですね。
例えば、子供部屋を2室考える場合、将来は大きな1室にできるように、建てる時から構造を考慮しておけばよいと思います。
そこを、ご夫婦の趣味の部屋にするためです。
もしくは、極論ですが、子供部屋は3畳にして、3畳x2部屋をリビングに隣接して作ってはどうでしょうか?
「タマチャン、何言ってんですか!3畳では寝るだけでしょう。勉強机も置けないから、子供が勉強しなくなりますよ!子供用の収納も取れないでしょう。」
壁の中に空気が流れるので、収納空間にも通気ができます。
【外断熱工法】を採用する理由の一つとして「壁の中の通気」があります。
構造材を外側から板状の断熱材で覆うので、外壁面の壁内には空洞ができます。
そこに空気の流れを作る事が、「構造材=木材」が呼吸できる工夫でもあります。
本来、木材は吸放湿性に優れた素材であり(呼吸する状態)、呼吸をしていれば簡単に腐ることにはなりません。これが構造材の強度を長期間保持することになります。
家全体の空気の流れをご覧ください(↓)
(画像をクリックすると拡大表示されます)
【本当に怖いシロアリ駆除】
「シックハウス」という住宅に潜む大問題は、ほとんどの人が認識するようになってきました。
建築基準法が改正され、今では「24時間換気システム」「ホルムアルデヒドの放散が少ない建材の使用」が義務付けられました。
しかし、これは最低限の対策でしかないのです。
これだけで「シックハウスを撲滅する」ことは不可能です。
なぜでしょうか?
【住宅がかかえる問題点】(パート2)
【家庭内事故死】について細かくみてみましょう。
再度、下記の死亡原因を見てください。
転倒・転落: 2,163人
溺死・溺水: 3,293人
煙、火及び火炎への曝露: 1,236人
夜着、その他の着衣及び: 88人
衣服の発火又は溶解への曝露
1)転倒・転落について
家の中をバリアフリー(段差解消)にすることによって、転倒はかなり防ぐことができます。加齢により、視力が弱るため、細かな段差でもつまずいてしまいます。畳の縁や敷居などで転倒するのです。転倒することによって、死ななくても大怪我をされる方がいます。
ところが、実は、段差解消だけでは「転倒」を防ぐことはできません。
すでに別の投稿で書いた通り、トイレ・風呂場で倒れる方がいます。これは「急激な温度差が原因による転倒」です。そのため、最近では、風呂場内にセンサーを設置し、一定時間動かなくなった場合、家族に警報を鳴らす装置が売れています。
【住宅がかかえる問題点】(パート1)
以前、建替を希望されるご夫妻から相談を受けました。
暮らしている住宅への不満でした。
このご夫婦は(千葉市緑区あすみが丘)に住んでいます。当初は、ご家族も多かったので、6つも部屋がある大きな家に今はお二人で住んでいます。
家を建てる時は「大きな家が良い。部屋数もたくさん欲しい。」と思ったのですが、二人だけになると、全て不満につながってきました。
【全館暖房:仕切りが無いほど快適になる空間】
みなさんが「高断熱・高気密住宅」を選ぶ理由は、【住宅の中に「急激な温度差」を発生させない】ためですよね。
家の中の急激な温度差によって、
1)ヒートショック(急激な温度差によって倒れます)
2)結露
の問題が発生するわけです。
住宅を建築する会社が「高断熱・高気密住宅の原理原則」をしっかりと把握していれば、外断熱であろうがなかろうが、建物内の温熱環境は安定します。
例えば、下記の図は【外断熱の地熱住宅】のものですが、温度差が少ないのがお分かりになると思います。(外気温マイナス2.9度)
【構造材をインテリアの一部にする】
以前から、お施主様から同じようなご質問をいただいています。本質的な鋭いご質問なのでご紹介します。
A様「玉川さんは、土台・柱を東濃檜4寸角材で建てていますよね。タマチャンはそれが自慢なんですよね。」
タマ「そうです。その通り。東濃檜が自慢です。」
A様「それなら、なんで東濃檜4寸角の柱が壁の中に隠れてしまうのですか?自慢しているなら、全部見えるようにした方がいいでしょ。違いますか?」
タマ「・・・・・・・・・・・、おっしゃる通りです。」
【塗り壁の家が人気です!】
住宅の外壁は「サイディング」が一般的です。
サイディングは、表面にいろいろな色/柄がついている板状のものです。これを外断熱材の外側(間に通気層がありますが)にはっていきます。
どのサイディングを選ぶかによって、外観のイメージがずいぶん変わりますから、「サイディング選び」は重要なポイントになります。
最近は、サイディングのかわりに【塗り壁】を選ぶ方が増えてきました。
従来の塗り壁は「無塗装板の表面に塗装する」もしくは「モルタル下地の上に塗装する」ことが主流でした。この場合、10年ほどで塗料が経年劣化しますので、再塗装が必要になります。
最近流行している【塗り壁】はちょっと違います。
「着色した素材を塗る」壁です。
そのため、従来の塗り壁と違い、表面が汚れることはありますが、再塗装は必要ありません。
【凄いぞ! モイス!!】
今日は、室内環境を守る(つまり、シックハウス対策)ことに関する取り組みを報告します。
私達が考える「シックハウス対策」は、下記の3本柱です;
1)室内に使用する素材を吟味する
*有害な揮発性有機化合物をできるだけ発生させない素材の選定
2)換気システムを有効に活用できるために「住宅を高気密化」する
*ストローの原理ですね。隙間が多ければ、24時間換気システムを設置しても、有効に空気の入れ替えができませんから。
3)防蟻処理を自然素材でおこなう
*床下に農薬を撒き散らしません!
【気持ちよく入居する方法】
住宅を建築する場合おこなう神事は、みなさんもよくご存知な【地鎮祭】ですね。
以前、お施主様(Y様)から教えていただいたのが【清祓祭】(せいばつさい)です。
*写真をご覧ください。
この【清祓祭】の目的ですが、
*工事中の穢れを除くこと
*入居前に、建物全体を祓い清めること
です。
写真の通り、お施主様が入居される前に、神主さんが建物内(リビング・ダイニング・各部屋・水廻り・トイレなど)を清めます。また、建物廻りも同様に清める神事です。
【住宅取得資金の相続時精算課税制度の特例は、本当に得か?】
住宅を建てる場合、「税金」に関する知識は絶対に必要となります。
*印紙税
*登録免許税
*不動産取得税
*住宅取得(ローン)控除
*住宅取得資金の贈与
*住宅取得資金の相続時精算課税制度の特例
【税金】は非常に重要なことなのですが、ついつい「住宅建築費用」「土地取得費用」の方ばかりに気をとられて、後で「あれっ?こんなに税金がかかるんだっ!」となってしまうケースも多いのです。
読者に特別プレゼント!
◆読者のみなさまへ特別プレゼントを用意いたしました!◆
みなさん、はじめまして。ecoハウス研究会 事務局 小谷(こたに)です。
【外断熱の地熱住宅】を開発した玉川さんの本を最後までお読みいただきましてありがとうございます。
内容はいかがでしたか?難解でしたか?
そうですか。そうですよね。難しい内容だと思います。ゲラ刷りの段階で当社スタッフに原稿を渡したところ、彼は・・・・・。そうです。読みませんでした(笑)。
内容がいろいろとありすぎて、玉川さんはいったい何を主張したいのか???
私にも良く理解できませんでした。
それでも、当初の原稿ではもっともっとたくさんの内容が書かれてありましたよ。
例えば、
「家庭内事故死の原因:ヒートショックに関する細かい分析」
だとか
「地熱住宅の開発経緯」
などです。クドクドと長くなが〜い文章が続いていました。(ふぅ〜〜〜)
出版社の編集の方からもアドバイスがあったそうです。
「もっと内容を削ってください!」
私も一緒になって言っておきました。誰かがちゃんと言ってやらないと広辞苑みたいに分厚い本になってしまったところでした。(あぶない、危ない!)
そうしたら泣くんです、玉川さんが。50歳近い見苦しい大人が電話で泣いていました。
「・・・だって、俺 もっともっと伝えたいことがあったのに・・・・(大泣)」
ここまで言われると、さすがの私も何かフォローしてあげないと・・・。
そこで、玉川さんが本に載せきれなかった部分をまとめて2種類の小冊子にしました。
その小冊子をご希望の読者の方へプレゼントいたします。
小冊子の内容については、下記をご覧ください。そして、面白そうな内容でしたら下記のフォームからお申し込みください。
*郵送でお送りしますので、特に「住所」「電話番号」は間違えないようにお願いします。