シロアリは全国どこにでも生息しています。【シロアリ対策 その1】
「シロアリの被害については近所でも聞いた事が無いので、うちは大丈夫ですよ!」
4月末ごろから、ヤマトシロアリは羽が生えて、新しい生息地を求めて飛び始めます。
ヤマトシロアリの場合、それほど長い距離は移動できないようです。つまり、「自分の家でシロアリ被害が発生した場合、近所にシロアリが飛んで新たな被害を発生させるかもしれない・・・」と考えると、その事実をなかなか話す事はないのでは・・・?
実際、北海道の一部を除くと、日本全国、どこの地域でもヤマトシロアリやイエシロアリの被害が報告されています。
*日本しろあり対策協会の下記の資料をご覧ください(↓)
○社団法人 日本しろあり対策協会 しろありQ&A (Q3. わが国で建築物を加害するシロアリの種類と分布を教えてください)
「我が家は鉄骨住宅ですからシロアリの心配はありません」
これは間違いです。鉄骨住宅やコンクリート住宅であっても、内部には木材を使用しています。その部分がシロアリの被害にあいます。
ちなみに、日本しろあり対策協会のサイトには、コンクリートを食い破ったシロアリ被害の報告が掲載されています(↓)
私の地元には「地熱住宅の技術指導を受けた工務店さん」が無いのですが、どうしたら良いですか?
【質問】
先日は地熱住宅に関する資料を送っていただきましてありがとうございます。
玉川さんから、直接 さらに詳しい説明を聞きたいと思いますが、ここで一つ問題があります。
私の地元には「地熱住宅の技術指導を受けた工務店さん」が無いのですが、どうしたら良いですか?
玉川さんから詳しい説明を聞いて、どうしても地熱住宅を建てたくなったとしても、建築してくれる工務店さんが無いのではどうしようもありません。
アドバイスはありますか?
(回答)
・ご連絡をいただきましてありがとうございます。当社で技術指導をおこなった工務店さんは下記の地域にいらっしゃいます(↓)
○全国で【外断熱の地熱住宅】を建築している工務店さん達
平成23年度「木のいえ整備促進事業」が発表されました!(最大120万円の補助金を獲得できます)
平成23年度も良質な木の家を建てる方に補助金がでることが発表されました!
*もちろん、【外断熱の地熱住宅】でもこの補助金事業が利用できます。
なお、この「木のいえ整備促進事業」は「一定の要件を満たす長期優良住宅」ですので、長期優良住宅に関わる優遇処置も同時にうけることができます。
【参考情報】
・木のいえ整備促進事業
・長期優良住宅とは?
・長期優良住宅のメリットとは?
ちなみに、「長期優良住宅」に認定されるには、下記の基準に全て合格することが必須ですので、高性能・高品質の住宅としてお墨付きがもらえます(↓)
・長期優良住宅の認定基準
エコホームズで建てるには「東濃檜」を使わないとダメなのですか?
【ご質問】
エコホームズのホームページを見ると、「地熱利用」と「檜の話」がごちゃごちゃと混じっています。
そのため、ちょっと混乱しているのですが、地熱住宅を建てる場合、構造材は檜にしないとダメなのでしょうか?
千葉県の地元の杉材では地熱住宅を建てることはできないのでしょうか?
また、大黒柱を必ずたてないといけないのですか?それは自分で選ばないといけないのでしょうか?植林することも義務ですか?
(回答)
・すみません。確かに、エコホームズのホームページは読みにくいですね。多数の方から同様のご指摘をいただいております。いつの日か、これをもっとスッキリしたものにしたいと計画しているのですが・・・。当分は無理ですね。すみません。
・また、千葉県/県産材(杉材)を利用したいとご希望されたお施主様もいらっしゃいました。
「住宅を建てる地域の気候で育った木材を使うのがベストである!」とお話されている建築士の方も多いですし、千葉県では「千産千消」(千葉県で消費するのは千葉県産の物!)を推奨していますしね。
そのため、同様のご質問をたくさん沢山いただいております。
信頼している工務店さんだからこそ「完成保証」をしてもらってください!
【ご質問】
工務店は、無借金経営なのでハウスデポなど完成保証など無駄なお金は必要無いなどと言っています。優良な工務店でも「完成保証」は必要なのでしょうか?
(回答)
・完成保証の点についてお答えいたします。
私は「この問題」が建築業界が昔から抱えている大きな問題だと思います。
建築業界において、建築代金の支払いに関する取り決めが非常に「お施主様不利」に設定されています。
住宅業界の慣例では、お施主様からのお支払は、基本は
「契約時33%」「上棟時33%」「完成時34%」(いわゆる、3分の1・3分の1・3分の1です)となっております。
通説(確かではありませんが)では、昔は、一般の人はなかなか家を建てることができない(住宅ローンなどない時代)ため、「お施主様」はお金持ちが多く、そのため、「お施主様」と「大工さん」の立場を比較すると「お施主様の立場」の方が強かったため、このような「大工さん(建築会社)」有利の支払い方法になったようです。
また、おそらく、昔の大工さんは建築資材等を仕入れる際、「建材店等から前払い」を要求されていたのではないでしょうか。そのため、契約時に3分の1ほどの金額をもらわないと、建築を着手できなかったのではないでしょうか。(私、そのころは建築業界におりませんので、勝手な憶測です)
北海道でも地熱住宅を建てることはできるのですか?(NHK旭川放送局の番組をご覧になった方へ)
平成22年12月10日(金) NHK旭川放送局「ネットワークニュース北海道」をご覧になったみなさま、ホームページをご覧いただきましてありがとうございます。
番組の内容はいかがだったでしょうか?(私は千葉県にいるため、まだ観ることができていないのですが・・・)
番組内では、「アイヌ民族の伝統的民家 チセの住まい方:知恵」をもとに開発したシステムが登場します。このシステムをさらに詳しく知っていただくため、様々な資料をご用意しております。ご希望の方はどんどんエコホームズまでお申し込みください。
なお、「北海道で地熱住宅を建てることができるのかどうか?」というご質問を多くの方から頂戴すると思います。その回答についても後述いたします。
住宅を建築する際、大量の図面・文章が作成されます。それを保管するのは・・・、実は大変です。(住宅履歴情報登録のススメ)
いきなり変な写真でごめんなさい。
実は、これは「地熱住宅の図面の一部」なのです。
いままで、千葉県・茨城県などの地域で建ててきた地熱住宅の施工図面(製本したもの)の一部です。(同じ製本図面はお施主様にもお渡ししております)
住宅のメンテナンス・設備機器の修理/補修をおこなう際、これらの図面(つまり情報です)が役立つことはみなさんもおわかりだと思います。非常に重要な情報です。
そして、実はさらに、他にも重要な書類があります。
先着20名様にプレゼント! 木曽東濃檜の家づくり「地球民家」がよくわかる本(良い家は良い山がつくる)
エコホームズは構造材として「木曽東濃檜」を好んで使用しています。
「なぜ、エコホームズは木曽東濃檜なのですか? 千葉県産(地元)の杉ではダメなのですか? また、他の山地の檜ではダメなのですか?」
同様のご質問をたびたびいただきます。
決して、千葉県産の杉がダメなのではなく、他の山地の檜がダメなのでもありません。
単に、木曽東濃檜が好きだからです。
しかし、好きであることと「なぜ好きなのか?を人に伝えること」は別です。東濃檜が好きだ!好きだ!と叫んでいるだけでは、みなさんに伝わるわけでありません。そこで、木曽東濃檜を感じていただくイベントをおこなっています。例えば、
ご質問にお答えできない場合もあります。
先日、ある有名な住宅雑誌(大手出版社が年4回発行している雑誌です)をパラパラと読んでいたところ、下記のテーマで記事が出ていました。
【完成見学会で聞きたい4つの質問】
なるほど、よく考えてある質問です。大切な質問だと思います。
私たちも「バス見学会」や「完成見学会」、もしくは「個別にお施主様宅をご案内する場合」などでお客様を完成建物にご案内する場合があります。
しかしながら、雑誌に書かれてある4つの質問に全てお答えすることにはなりません。
この雑誌を読んで、エコホームズの完成建物をご見学される方、参考までに、下記をご覧ください。
防蟻処理方法を変更したのですか?(基礎外断熱工法専用の防蟻処理方法について)
【ご質問】
先日、バス見学会で建築途中の地熱住宅を見学しました。その際、玉川さんの書いた本やガイドブックに書かれていた「液状の炭」が塗られていませんでした。
「液状の炭」は、あの後から塗るのですか?
それとも、防蟻処理方法を変更したのでしょうか?
(回答)
大変申し訳ございません。バス見学会の際、シロアリ対策を変更した件を詳しくご説明いたしませんでした。すみませんです。
確かに、本やガイドブック等では「基礎断熱部分のシロアリ対策」と「液状の炭」を併用しておこなっていることを書いています。
*【基礎外断熱の防蟻処理】
「基礎断熱部分のシロアリ対策」は従来通り(上記の通り)おこないますが、右記の「液状の炭」によるシロアリ防除方法は変更になりました。
「液状の炭」による防除方法も良い方法です。シロアリ防除だけではなく、他にも炭の効果(ニオイの吸着など)を考えると優れた素材/工法であると思っています。
ただし、平成22年1月から施工した地熱住宅においては、「基礎外断熱工法」に最適なシロアリ防除方法に変更いたしました。
それは、タームガードシステムです。