気密その2 気密性能値「C値」とは?
日本では気密性能値を「C値(シーち)」(相当隙間面積)で表します。 住宅の室内と外を区切っている「壁」や「窓」や「屋根」などの面にある隙間の面積(cm2)を測り※(※前号の「その3」をご参照ください。)、延床面積(m2)で割ったものがC値(相当隙間面積)(cm2/m2)です。つまり、床面積1m2あたりに隙間がどれ位あるかを表したものです。 |
【参考】ノルウェーやスウェーデンでは気密性能を「ACH」(内外気圧差50Paのときの1時間あたりの漏気回数)で表します。「ACH」は、内外気圧差50Paの時の隙間からの通気量(Q:m2/h)を建物の容積(V:m3)で割ったものです。 ※次回は「住宅の隙間ってどうやって測るの?」気密測定試験についてお知らせします。 |
気密その1/気密住宅とは? | その2/気密性能値「C値」とは? | 気密その3/気密測定試験とは? |