妻にほめられた日
自宅を建てた時、どうしても設置したいものがありました。
それは「防衛くん」です。
イメージとしては、下記の画像のようなものです(画像をクリックすると拡大表示されます)。
確かに、デザイン性がないので、インテリアのイメージを必死になって考えていた妻にとっては、「と、とんでもない!」設備だったのです。ず〜と反対されていました。しかし、私には「これだけは絶対に譲れない理由」があったのです。それは、マレーシアで生活していたころの出来事でした。
【防犯に必要な面格子】
平屋で御検討される方の多くが、「防犯対策」を重要視されます。
特に、最近では、「空き巣狙い」ではなく「強盗」が増えてきていますから、夜間だけではなく、昼間の時間帯においても「外部からの侵入者」を防ぐ必要がでてきました。
戸建て住宅の場合、家の中への侵入のため、泥棒がまず狙うのが「ガラス部分」です。サッシのクレセント(鍵)を開けるため、その部分のガラスを破壊します。
それを防止するために登場してきたのが「防犯ガラス」「防犯フィルム」です。
ところが、「焼き破り」という方法だと、この「防犯ガラス」「防犯フィルム」でも容易に破壊できます。つまり、もはや、「防犯ガラス」「防犯フィルム」だけでは安心できない時代になりつつあります。
では、どうしたら良いのでしょうか?
まずは【防犯対策の4原則】を知ってください。
【家族を守ること】
以前、「防犯対策セミナー」を受講した時、防犯の専門家からこんな話を聞きました。
先生「みなさん、泥棒がどんな格好をして街を歩いているかご存知ですか?」
昼間でも空き巣狙いはありますので、当然、泥棒も歩いて移動している/車から降りて住宅まで歩いている/侵入しようと狙った家を調査している/時は、いろいろな人に見られているわけです。
そのため、泥棒のイメージである「風呂敷包みを担いだひげ面のオヤジ」ではないのはわかるのですが、やはり普通の格好をしているのでしょうか?
先生「現在の空き巣は、日中、会社員を装ってスーツを着ています。ビジネスバックに、侵入するための道具を入れています。また、宅急便屋さんの制服を着て玄関まで堂々とやってくる強盗も発生しています。」
どうも格好だけでは「不審者」と見抜くことはできないようです。
無防備芸能人に学ぶ!犯罪撃退マニュアル
友人の「防犯設備士」がテレビ出演することになりました(↓)
【無防備芸能人に学ぶ!犯罪撃退マニュアル】
私が住んでいる地域でも、自主防犯活動をおこなっています。それによって、不審な自動車の違法駐車がなくなりました。
警察だけに頼るのではなく、「家族は自分が守る」「街は自分が守る」という意識が必要な時代なのですね。
「最愛の家族は自分で守る!」ために、絶対知っていなければならない【防犯対策】について
「どうも、最近は凶悪犯罪が増えてきたような・・・。気のせいかな。」
などと考えていました。あなたはどう感じていますか?
新聞・テレビを見るたびに、強盗・拉致・監禁・殺害というニュースが目に付きます。警視庁管轄内の東京都では、「侵入窃盗」の発生件数が、1997年12 万件だったのが、2002年には18万件にもなっています。その一方で、検挙率は年々低下し、1997年には78%だったものが、2002年には何と! 27%にまで落ち込んでいるのです!日本の長所であった「水と安全はただ!」という神話は崩壊しました。
最近は、泥棒が凶悪化してきており、家人が在宅しているからといって安心できません。むしろ、在宅時に被害に遭うのが最も怖いのです。
このように凶悪化してきた犯罪から、最愛の家族を守るためには【防犯対策】を徹底的におこなうしかありません。しかし、いろいろと出回っている【防犯住宅】の対策方法を見てみると、一戸建て住宅の防犯対策として「防犯ガラス」「ピッキング防止玄関キー」の設置程度しか対策されてありません。もしくは、セコムなどの警報設備だけで満足してしまいます。それは大きな間違いです。
【究極の防犯グッズ】
【究極の防犯設備】は鉄格子です。
刑務所では受刑者が逃げ出さないために設置してありますが、一般住宅では、泥棒が侵入しないために必要となります。
住宅では、小さな窓に限って、窓の外側に面格子を設置します。
しかし、リビングなどに設置する大きな窓(掃き出し窓)には面格子を設置しません。(当たり前ですね。外に出ることができなくなりますから)
しかし、よくよく考えてみると、むしろ大きな窓に鉄格子が必要ではないか!と思えるようになってきました。
近所で、不審者(薬物中毒)による「立てこもり事件」が発生したのです。
新聞報道によると、
【泥棒にあきらめてもらいます】
最近、防犯ガラスを破っていく泥棒がいます。
また、「防犯ガラスを破壊しようと挑戦する」泥棒もいます。
破壊するまでに時間がかかるのですから、破壊しようと挑戦してほしくないですね。なぜなら、防犯ガラスが傷つきますから、新しく防犯ガラスを入れ替えるのに多大な費用がかかります。
こうなったら「防犯ガラスを破壊する気をなくさせる」ものが必要になってきます。その一つが【防衛くん】です。
【お金より命】
昨年末、OB施主様宅に泥棒が侵入しました。
この野郎(泥棒)は、事前に下見していたようで、ご家族が3日間だけ留守をしていた間に侵入したのです。
この泥棒は「どこから侵入できるか?」については調査が足りなかったようで、「玄関」「1階窓すべて」「勝手口」を破壊していきました。
なぜなら、この住宅は「防犯対策」をしていたからです。
このような「防犯対策」をされていました;
●玄関ドア(鍵):指紋認識キー設置
●窓(ガラス):防犯ガラス
●勝手口:防犯ガラス
【勝手口は必要でしょうか?】
千葉県において、家の間取りをプランニングする際、ほとんどの方が「必要でしょう」と考えるのが【勝手口】です。
確かに、キッチンからゴミなどを捨てる際、リビング・玄関を通って、ゴミを持っていくよりは【勝手口】から外にでる方が良いのです。
しかし、しかしですよ。
先日、こんな話をOB施主様(K様)から聞いたのです。
【防犯環境設計】 窓のクレセントは錠では無い!
「エコホームズさんが使用している2重サッシ(単板ガラスのサッシが2セット設置されています。写真をご参照ください。)は、クレセントが2個ついているので、防犯上強いですよね?」
というご質問をいただきました。