【大きな建物も地熱利用が可能です】
市役所・学校などの大きな建物を、従来の「鉄筋コンクリート造」ではなく、木造で造る動きが活発化してきた話を以前報告しました。
この建物を建築した株式会社シェルターさんの話によりますと、下記の理由により、全国の市町村から問い合わせが殺到しているそうです。
【国内最大規模の木造庁舎】(宮代町役場) パート3
宮代町新庁舎の取り組みとして注目すべきなのは、その構造(=木造)です。しかも、材料は地元産木材(杉・から松)を修正材に加工して使用されました。
これは株式会社シェルターさんが開発した【KES工法】による構造です。
【国内最大規模の木造庁舎】(宮代町役場) パート2
宮代町新庁舎には、エコロジーな設備がついています。
●太陽光発電 20kw(最大時)
●風力発電 1kw(最大時)
●雨水貯留 390トン(最大時)
特に面白いのが「風力発電」です。写真でもおわかりになる通り、形状がユニークです。今までの風力発電(あのプロペラのやつですね)と比べると、耐久性能が良いのだそうです。
この「風力発電」ですが、私が大好きな【風の谷のナウシカ】でも風車がたくさんありましたし、個人的には好きな設備です。
【国内最大規模の木造庁舎】(宮代町役場) パート1
今から30年以上前、私は木造校舎の小学校に通っていました。床は木材でしたから、生徒達が定期的にワックスをかけていたのを覚えています。校庭も土でした。
そのため、校舎や校庭で転んでしまっても、すりキズ程度ですんでいました。
今では記憶に残っていませんが、「木造校舎」は「鉄筋コンクリート校舎」に比べると暖かいそうなんです。理論的には、間違いなく「木造校舎」の方が暖かいはずです。
「木」は断熱性能を有していますが、コンクリートは「外気の冷たさ」を建物内に伝えてしまいます。
だから、暖かいはずなのです。
しかし、遠い昔の経験なので、すでに忘れてしまっていました。