お客さんに、これ以上、損をさせるのはやめなさい!(火災保険勉強会 開催のお知らせ)

◆被災地で、地元の方を全力で助けている工務店さん向けの勉強会です◆
*下記の内容は、建築専門家向けの苦言です。一般の方は、決して、読まないでください。全ての建築専門家が、このような状態では無いですから、一部の人に向けての苦言です。

私は怒っています!
被災地にある工務店として、心の底から怒っています。「甘えんな!」


「保険で申請すれば、補償されているのは知っていますが、作業が忙しくて、書類作成はできません・・・」

「火災保険で申請するための書類や見積書は、どんな内容にしたら良いのかわからないので、火災保険の話はしないようにしています・・・」

いまさら何を言ってるのですか!

あなた達が教えてあげないから、本来は保険で申請して、保険金としてもらえるはずなのに、「知らないまま」に災害ゴミとして、道路の脇に必死に積みあげているお客さんを見て、なんとも思わないのですか!

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1)家具や家電など: 家財保険で補償される
2)畳やエアコンなど: 火災保険で補償される
3)廃材の処理: 火災保険で補償される。運搬する費用も保険から支払われる。
4)床上浸水によって床下に泥が溜まる: 火災保険で補償される。泥の搬出、床下清掃なども補償される

【参考記事】(下記もクリックして読んでください。お客さんに教えてあげてください)
道路に現金を捨てている現実。(家財保険を確かめてください!

まさか、いまどき、こんな「アタリマエ」の事を知らない人はいないだろうから、それは、単に、面倒だから、お客さんに伝えていないだけでしょう。

こんな事を言った工務店もあった。

「保険申請したら、手間がかかるだけではなく、保険会社から保険金が出るまで工事ができないから、手離れが悪いですからね」

なんだよ、その【手離れ】って!

保険申請したら、書類が保険会社に到着した日から、だいたい30日間程度で保険金が支払われる事を知っているでしょう。

事情を説明すれば、お客さんも待ってくれるわけだから、そこは、保険で申請できる事を、まずは説明してあげないと。

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突然の強風で、屋根がこんな状況になっているお客さんの気持ちは、よくわかるでしょう。

「雨漏りは大丈夫かな・・・」
「屋根を直すのに、どれくらい費用がかかるのかな・・・」
「来年の台風で、またまた、壊れたら、修理費用をどうしたらよいのかな・・・」

誰だって、途方にくれるし、不安だし・・・。

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道路に現金を捨てている現実。(家財保険を確かめてください!)

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2013年に被災してから6年後、茂原市は、再度、広域水害に被災しました。
2013年10月、当社も床上80センチに水位が達し、車、図面類、パソコンが全滅しました。その時も、道路の両側には、泥水で汚れた家具類・家電類、畳などが山となっていました。
昨日(令和1年10月28日)、道路の両側には、災害ゴミが積まれていました。

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友人の工務店(千曲川沿い)も水害により、床上浸水となりました。
友人にアドバイスしたのが、

「家具、家電、畳などを捨てる前に、1個1個、写真をとってください」
「写真を撮らずに捨てるのは、現金をそのまま捨てるのと同じですよ」

それは、2013年10月に、私が水害で被災した後、最も後悔した事(それによって多くを学びました)から得たアドバイスです。

河川の氾濫現場では、多くのテレビ局が報道をしていますが、その中で残念に思ったのが、【有名人が家の中から濡れた衣類、家具などをゴミ捨て場へ運んでいる様子】です。
もちろん、ボランティア活動ですから、本人は崇高な善意で行動しています。ありがたい行動です。

しかし、
もしも、この被災者が「家財保険に入っている」「火災保険で水災が補償されている」としたら、この有名人の行動は、「そのまま、大金をゴミ捨て場へ運んでいる」という事になってしまうのです。

その理由は;

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【建物外部からの物体の落下・飛来・衝突など】「隣家が空き家で困っています。屋根材が降ってくるからです・・・」

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お施主様宅の建物点検時、こんな相談がありました。

「隣家から屋根材が降ってきて困っています・・・」
「しかも、空き家であるため、修理してもらう事もできなくて、本当に困りました。先日は、屋根材(コロニアル)が雨戸に刺さりました。持ち主には連絡も取れませんし・・・、実に困っています」

確かに、屋根材(コロニアル)が落ちていました(↓)
*画像をクリックすると【拡大表示】されます。
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よくよく見ると、「棟板金」まで落ちていました。これは重症です。
*画像をクリックすると【拡大表示】されます。
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屋根をみると、残っている板金も脱落しかけています。
*画像をクリックすると【拡大表示】されます。
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隣家に人が住んでいて、しかも、火災保険に加入している場合、隣家/持ち主に、「火災保険で屋根を修理する事が可能ですよ」(風災です)とアドバイスして、修理してもらう事が可能です。

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誰も知らない「火災保険」の真実 (パート1:火災だけでは無い!補償内容について)

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★誰も知らない「火災保険」の真実 (パート1:火災だけでは無い!補償内容について)★

先日、お施主様と雑談をしていたら

「私は火災保険は入ってませんよ。オール電化住宅だから火事になる事は無いと思うので、ローンの支払いが終わったから、火災保険の加入はやめました。年金生活だから保険料の負担が大きくてね」

住宅ローンを組む際、火災保険の加入は必須なので、ローン返済中は火災保険に入り続けます。しかし、「現金で建てた方・ローンの返済が終了した方」は火災保険の加入は必須ではなくなります。

内閣府の資料(保険・共済による災害への備えの促進に関する検討会 参考資料(pdf) 平成29年3月)によると、

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*上記の画像をクリックすると【拡大表示】されます。

●平成25年 持ち家世帯数 3,502万世帯の内82%(2,880万世帯)が火災保険/共済に加入しています。

つまり、【持ち家世帯の18%=622万世帯】は、火災保険や共済に加入していないようです。

火災保険に加入しない方の多くが、

●自分は十分に注意しているので、「火」は出さない!
●「火」の心配が無いので、火災保険/保険料は無駄になる!

とお考えだとしたら(私の勝手な推測です。間違っていたらごめんなさい)、私は「火災保険の加入」を強くお勧めしたい!
その理由は、

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【緊急点検実施中】 屋根瓦(陶器瓦)を点検しにうかがいます。

★OB施主の皆様へのお知らせです★ 【屋根瓦の点検について】

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平成28年夏/台風により、多くのお施主様宅にて「屋根瓦の脱落」が発生しました。



*ちなみに、屋根瓦が台風等で脱落した場合、「火災保険(住宅総合保険)」に加入されている場合、保険会社へ【風災】としてご申請していただきます。
保険会社への申請等について、ご不明な点がございましたら、いつでもご連絡ください。

屋根瓦がすでに脱落してしまった場合、火災保険で申請すると、(補修費用の金額によっては)保険会社から保険金が支払われます。
そのため、「屋根瓦は脱落するまで、放置しておいてもかまわない」とお考えの方も多いと思います。

しかし、【屋根瓦の異常(多くは、屋根瓦を留める釘の突出です。詳しい内容は後述部分をご参照ください)】を放置すると、下記の大問題に発展する可能性があります。

〇落ちた瓦によって【人的被害(近隣の方、歩行者へ直撃する事もあります)】が発生する。

〇落ちた瓦によって【物的被害(近隣住宅などへの直撃があります)】が発生する。

〇瓦/下地材(木材)が広範囲に腐食する。

そこで、屋根瓦が脱落する前に、適切な補修が必要になります。
現在、【屋根瓦の点検】を実施しております。ご希望の方は、至急 ご連絡ください。
(最後にご連絡フォームが設置してあります)

屋根瓦の点検内容については、下記をご参照ください。

<詳しくはこちらをクリック>