寒冷地/長野市での【地熱住宅セミナー】はアツかったです!
平成22年11月6日に初めて訪問してから3か月、長野市に建っている「寒冷地型地熱住宅」を再度訪問してきました。
*平成22年11月6日に訪問した様子は下記をクリックしてご覧ください(↓)
○長野市に建った地熱住宅を訪問してきました!(平成22年11月6日)
ちなみに、この「寒冷地型地熱住宅」(モデルハウス)は数カ月先には販売されるそうです。
土地:57.48坪 建物:37.41坪で「3,570万円(消費税込)」とのこと。さらに、長野県から100万円も助成金が出るそうですから、実質3,470万円です。
*モデルハウスの詳しい内容は下記をクリックしてご覧ください(↓)
○地中熱住宅モデルハウス概要
今回、長野市を訪問した目的ですが、寒冷地型地熱住宅モデルハウスを建てて、長野市に適した地熱住宅に改良してくれている「大賀」さんが主催する【地熱住宅セミナー】でゲスト講師として参加するためです。
やはり、長野市は雪がすごかったです!!!と報告したいところですが、残念でした・・・。実は、上記の写真は、平成23年2月9日午前10時ごろの「千葉県柏市十余二交差点」近くの様子です。(余談ですが、千葉県柏市にある工務店さんに地熱住宅の説明をするため、2月9日にこの状況に遭遇してしまったのです。大雪でした)
2月10日(セミナー前日)、長野駅に到着したところ、ほとんど雪が積もっていませんでした。今年は全国各地で大雪が報告されているので、てっきり長野駅周辺も大量の雪が積もっているのかと想像していたら・・・。
しかし、積雪はほとんどなかったのですが、やはり寒かったです。天気予報では、2月11日は最低気温がマイナス5度でした。そんな寒い中、「寒冷地型地熱住宅」(長野市)に到着したところ、やはり、中は暖かでした。
*モデルハウスでの温度測定結果などについては、下記をクリックしてご覧ください(↓)
○日本中冷え冷えの中、テクノ財団の方が来て下さいました。
セミナーがはじまるころ、外では雪が降り始めてきました。やはり、長野です。
まずは「大賀/東方社長さん」から、「なぜ?外断熱住宅に取り組むことになったのか?/なぜ?地中熱を利用しようと決意したのか?」などなどの話がありました。冬は地表面から30センチ以上も地中が凍る地域ですから、千葉県で誕生した地熱住宅を長野市向けにかなり改良してもらっています。(余談ですが、大賀さんが今回施工した基礎外断熱の仕様は、おそらく、日本で一番断熱性能が高いと思います。北海道以上でしょう、きっと)
次に、私が「地中熱利用の原理原則/システムの内容」について説明させていただきました。いつもの通り、すみません、大幅に持ち時間をオーバーしてしまい・・・。
さらに、東方社長の後を継ぐ「東方栄治さん」より、モデルハウスで測定している温熱環境データを説明していただきました(↓) *私の説明時間が大幅に超過したため、彼の説明時間を奪ってしまったのではないかと・・・、またまた深く反省中です。
地熱住宅の中はもちろん暖かいのですが、参加したお客様のハートはもっとアツかったです。
屋根裏でシステム配管などの説明を東方栄治さんがしたところ・・・、誰も降りてこないのです。
私達は普段から見慣れた「システム配管」ですが、初めてご覧になる方にとって、ビックリされたようです。そして、栄治さんは質問攻めに・・・。
30分以上経っても降りてきてくれないので、無理にリビングへ戻ってきてもらいました。(これではいつまでたってもセミナーが終了しませんので)
セミナーが終了したのは夜5時ごろ(16:30終了の予定でしたが・・・)。それでも時間が足りなくて【地熱住宅のメリット&デメリット】を全く説明することができませんでした。参加されたお客様、ごめんなさい。
「予定時間が大幅にオーバーしてしまって・・・、申し訳ないデスネェ~。雪もずいぶん積もってきたので気をつけてお帰りください」
しかし、どなたもお帰りになりません。
東方社長&栄治さん、そして私は参加者の皆様から質問攻めにあっていたのです。
長野市のお客様の心はアツい方ばかりでした。
そして、最後までいらっしゃった一組のお客様が地熱住宅で建てることを決めてお帰りになりました。ご予定では、今年の年末までには、長野市で2棟目の地熱住宅が完成することになります。今年の年末は長野市に再度お邪魔させていただくことになりそうです。