サーモグラフィカメラで床下をうつしてみると。
三重県で【外断熱の地熱住宅】を建てている「BOSCO 森社長さん」から面白い画像を送ってもらいました。
それが、下記の画像です(↓)
これは、BOSCOさんが建てた地熱住宅の床下(床下点検口付近)を赤外線サーモグラフィカメラで撮影した映像です。
ちなみに、赤外線サーモグラフィカメラで撮影すると【温度が高い方が赤色】で【温度が低い方が青色】で表示されます。
さて、この映像ですが、夏でしょうか? 冬でしょうか?
床材の温度に比べて、床下の表面の方が温度が高いので、答えは【冬】です。(一般の住宅では逆になりますね。地熱住宅では、冬、床下/基礎表面の温度が高いので、赤色系でうつっています)
*画像の上部に日付が入っていますね。2011年1月8日9時20分に撮影されています。
この画像でもおわかりいただける通り、地中熱利用とは
「夏:床下の冷熱を利用すること」
「冬:床下の温熱を利用すること」
です。