長野市に建った地熱住宅を訪問してきました!(平成22年11月6日)
寒冷地型地熱住宅の実験棟(モデルハウス)が、現在 岩手県一関市(建設:丸已建設)と長野県長野市(建設:大賀)にあります。
丸已建設さんの実験棟は建築中ですが、先に、大賀さんのモデルハウスが完成しましたので、見学(及び、地熱住宅セミナー開催)に行ってきました。
「最近、玉川さんは長野に行くことが多いですねぇ~」
その通りです。特に長野市に頻繁に行っています。これだけ行っているのにもかかわらず、まだ信州善光寺へは行ってません。(なかなか時間がなくて・・・。残念です。次は訪問してきます)
平成22年11月6日(土)、長野駅から約20分、稲荷山駅に到着しました。
稲荷山駅から徒歩数分のところに、大賀さん/モデルハウスが建っています。モデルハウスに到着してビックリ!家の中が人でいっぱいなのです!!!お客様がいっぱいであふれかえっていたので、邪魔をしないように、テントの中で一人で座っていました・・・。
どうやら、地元の新聞(信濃毎日新聞)に「地中熱 住宅空調に利用」という題名で記事が掲載されたそうです(↓)
○信濃毎日新聞に掲載されました(大賀ホームページより)
午後1時から「地熱住宅セミナー」を開催するので、事前に東方社長と打ち合わせをしたかったのですが、そのような時間は全くとれませんでした。とにかく、あとからあとからお客様が・・・。
そこで、勝手に中に入って見学することにしました。
玄関には大変素敵なアイデアが・・・(はい。今回も、この大賀さんのアイデア・・・、 いただきます!)
一般的には玄関ポーチ部分はタイルだけで仕上げるのですが、こちらのモデルハウスでは「腐らない特殊なデッキ材」が使用されています。これは東方社長の奥様の発案だそうです。(社長や社員さんは当初反対したそうです。デッキ材がとっても堅いため、大工さんも施工が大変で大変で・・・。 泣いていたようです)
奥様のアイデアはこれだけではございませんよ。玄関を入ると、社員さんと職人さん達の笑顔がいっぱい載ったボードが飾ってありました(↓)
このボードは奥様の手作りです。ボードの前に座り込んで、ついつい、10分ほどもじ~と見続けていました。(その間、お客様が何組を私の後ろを通りすぎていきましたが。不審な人でした、すみません)
玄関から中に入ると、そろそろ寒くなってきた長野市にありながら、無暖房でも暖かいのです。
理由がわかりました。寒冷地型に改良した工夫と施工と時期が良かったのか、驚くほど高い地中熱がありました。
*このモデルハウスでは、地下1メートル・2メートル・3メートル・4メートル・5メートルのそれぞれに温度センサーを埋めて、常時 地中温度の測定をおこなっています。測定した結果については、下記をクリックしてご覧ください(↓)
建物の中身については、大賀さんのホームページで確認していただくとして、一部をチョロットご紹介しますと、
な感じで仕上がっています。長野県産材をふんだんに使用しています。
午後1時から開催した地熱住宅セミナーについてですが、これもまたお客様で超満員!私のテンションも上がりっぱなしで・・・(セミナーの様子などについても、大賀さんのホームページでご確認ください)
次回は、寒い寒い時期に、またセミナーを開催する予定です(外気が氷点下の時にやりたいですね)。
いますぐ、このモデルハウスを見学したい方、大賀さんに直接ご連絡ください(↓)