現場状況のご報告(平成22年10月1日)
現場状況報告をいたします。
○外観全景
・外断熱施工が完了し、その外側にタイベックシート(防水透湿シート:湿気は通しますが、雨水は通しません)を貼っている途中です。
○断熱材取付状況(スタイロエースⅡ)
・外断熱工法/断熱材は、ダウ化工/スタイロエースⅡを使用しています。発泡ポリスチレン板です。性能等は下記をご参照ください。
○スタイロフォーム
○防水透湿シート貼り
・構造材の外側に外断熱材(スタイロフォーム)を貼り、その外側に防水透湿シート(タイベックシート)をはります。外断熱材は湿気・雨水を通さないので、本来は外断熱材の外側に防水透湿シートを貼る必要はありません。
・なぜ、エコホームズでは必要の無いタイベックシートを貼るのか?それは、断熱材の【紫外線劣化】を防ぐためです。
断熱材(スタイロフォーム)の【注意事項】には下記のように書かれてあります。
(スタイロフォーム/サイトから抜粋)
2.紫外線について
多くのプラスチックと同様に紫外線によって劣化します。直射日光に長時間さらすと徐々に
表面から変色劣化し、接着不良、厚さ減少等の原因となりますので、保管に当たっては養生
シートで覆い、施工後は速やかに仕上げを行ってください。
・特に、夏場にかけて工事をおこなう場合、強い紫外線によって、断熱材の表面の色が黄色っぽく変色していきます。指でこすると粉状になっています。
そのため、大切な断熱材を守るため、外側にタイベックシートを貼っています。
(参考情報)
○【外断熱材の外側にある白い紙はなんですか?】
○1階屋根雨押え板金取付
○ベランダ廻り外壁胴縁取付
・断熱材の外側にタイベックシートを貼り、その上から通気胴縁を取り付けていきます。通気胴縁の役目は下記の通りです。
①胴縁と断熱パネルビスにより、外断熱材を構造材にとめるため。
②外壁材をとめるための下地のため。
③胴縁の厚み(18ミリ)分で、空気を流す(通気)ため。
さらに詳しい内容については、下記をクリックしてご覧ください。
(参考情報)
○外断熱工法で特別注意する点はなんでしょうか?
○リビング天井ボード下地施工
○1階キッチン壁/下地施工
○2階/小屋裏/収納部
○1階用排気ダクト配管
○排気ダクト口
・1階/居室・リビング用の「排気用ダクト」です。これはエコシステム/24時間換気用システムの一部です。24時間換気システムに関する詳しい情報については、下記をクリックしてご覧ください。
(参考情報)
○【24時間換気システム】について
○2階/洗面台/配管工事
○外観全景
外回りの防水透湿シート(タイベックシート)貼りが完了後、外壁/通気胴縁打ちが4日間程かかります。その後、軒裏および破風取付工事を行います。
内部はただいま、壁および天井のボード下地を施工中です。同時にシステムの配管工事も行っております。システムキッチンの施工は10月25日の予定です。
以上、ご報告いたします。