そうだ! 伊勢神宮へ行こう!!!

いきなり、男ばかりの写真です(↓)

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この人達は、なんでこんなにうれしそうなのでしょうか??? (ちなみに、私(玉川和浩)もこの中にひっそりと写っています。)
最近では、このように男ばかりで楽しそうに記念撮影することもほとんどなくなってしまいました。
私はこの日(平成22年7月22日)が来るのをウキウキしながら、1か月前から浮かれていたのです。私はとうとう「伊勢神宮(内宮)」にやってきたのです。檜の家造りにおける「原点」とも言える場所に立っています。

(注意:今回の話はかな~り長いです。すみません)


★行ってみたい!

話はガラリと変わりますが、
私の中で「行ってみたい観光名所トップ3(国内編)」は、

1. 伊勢神宮(外宮と内宮)
2. 出雲大社
3. 熊野古道

なのです。神道を特に研究しているわけではなく、ある本との出会いにより行ってみたいランキングトップ3なのです。4isehakkennbook.jpgその本とは【伊勢発見 (新潮新書) 立松和平氏 著】です。

この本と出合ったきっかけですが、「伊勢神宮 式年遷宮」を調べる過程でたまたま見つけた本なのです。
*伊勢神宮 式年遷宮については下記をクリックしてご覧ください(↓)
御神木

檜の天然林である「赤沢自然休養林」へはたびたび行っているのですが、この御神木/伐採跡を見るたびに
「あっ~~、伊勢神宮へ行ってみたい」「伊勢神宮のことをもっと知りたい~」と思っていました。お施主様と御神木/伐採跡へ行く度に、「私が伊勢神宮について詳しく説明できたらなぁ~」と感じていました。

「近いうちに、伊勢神宮へ行ってやる」

とは思うものの、なかなか実現しませんでした。ネットでも調べていたのですが、そんな時、出会ったのがこの本でした。本を読み進めるうちに、いよいよ伊勢神宮への憧れが強くなり、社内的な根回しのために「檜が大好きな工務店なら、やはり伊勢神宮は一度は行かないとマズイだろう~~」などと会社で社員に聞こえるようにつぶやき続けていたのでした。


★最強の運勢!

細木数子さんの本によると、今年は私にとって最強の運勢です。
そんな6月のある日、1通のFAXが会社に届きました。協同組合あすみ住宅研究会からのものでした。

●平成22年6月21日 第26回 通常総会の開催について
拝啓 向夏の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。さて、・・・(中略)。

(中略)

3.行事内容 【2日目】
伊勢神宮(内宮)見学
*伊勢商工会議所が主催する「お伊勢さん」上級編に合格した案内人の説明をうけながらの見学です。


おっ!!!!!!!!! あすみ住宅研究会の会合で「伊勢神宮」を見学するって書いてあります。なんという僥倖!うれしぃ~~。

ちなみに、【伊勢商工会議所が主催する「お伊勢さん」】を調べてみると、このようなサイトでした(↓)
お伊勢さん観光案内人 ホームページ
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つまり、ただ単に伊勢神宮を見てまわるだけではなく、ガイドさんが付いてくれるわけです。
ちょっとまてよ・・・、あすみ会のFAXを読み返してみると、見学コースには(内宮)しか書かれていません。

「えっ? 【お伊勢参りは(外宮)から】って書いてあったような・・・???」

*参考サイト:
伊勢市観光協会ホームページ
伊勢神宮

そこで、あすみ会/事務局の清長さんに連絡してみると、冷たい言葉が・・・。
「外宮に行く予定はありませんよ。内宮を見学するだけで時間いっぱいですが・・・」

外宮に行かないのはマズイでしょう。赤沢自然休養林から伐採された御神木は確か外宮に使われると書かれてあった記憶があります。行かないのはマズイですね、やはり。

あすみ会の会合は7月21日(水)13:30からです。こうなったら、早めに到着して、先に外宮を見学するしかありません。
そんな事情で、会社の近くにある「ちはら台駅」を朝6:16に乗り、東京⇒名古屋と移動し、「多気駅」(参宮線 鳥羽行)に乗ったのが11:30ごろでした。
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さすがは世界の伊勢神宮です。1つの車両ですが、私の目の前には2組の外国人ご夫妻(フランス語圏かな?)が乗ってきました。(実は、名古屋からだと近鉄で移動した方が便利なようです。後で知りました)

そして、「伊勢市駅」には11:50ごろには到着しておりました。
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伊勢市駅から「伊勢神宮 外宮」までまっすぐに道が通じています。歩いて5,6分程度でしょうか。
その外宮に通じる参道が(↓)
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平日の午前中ですから、ほとんど人が歩いていませんでした。そういえば、さっき一緒に降りた外国人ご夫妻はどこへ行ったのでしょうか?ひとりでトボトボと外宮へ向かいました。

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★いよいよ、神宮(外宮)に到着!★

13:20分には会場に入らないといけないのです。時間がありません。
外宮/表参道を歩くと、なにやら檜の良い香りがしてきました。檜造りの「火除橋」からの香りです。この「火除橋」はまだまだ新しく見えました。
*戻ってから調べてみると、新しくかけなおした橋のようです ⇒ 外宮表参道で火除橋完成 遷宮に向け伊勢神宮 (三重県伊勢市)

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(ちなみに、外宮の火除橋は左側通行です。内宮では逆になり右側通行となります)


橋を渡ると左に「手水舎」(参拝前に心身を清めるところ)がありました。作法がわからなかったので、他の人をマネしながら、柄杓ですくった水で両手と口をすすぎました。(翌日になって、お伊勢さん観光案内人/中村さんから詳しい作法を教えてもらいました)このような重要な作法については、事前にネットなどで調査してから行った方がよいですね。間違ったことをやっているのではないかと、かなりドキドキしました。
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それなりに、事前に伊勢神宮を調べたつもりだったのですが、細かな点では全く知らないことばかりで。ちなみに、伊勢市観光協会ホームページには、しっかりと「手水舎」での作法が書かれてありました。(↓)
お参りの作法
同じく「伊勢市観光協会」ホームページ内の「ムービーギャラリー」内の【外宮】をみると、正しい作法を動画としてみることができます。

どんどん時間がなくなってきまして、あわてて、外宮/御正殿(ごしょうでん=正宮)へ向かうのですが、その途中には、神楽殿がありました。建物が面白そうなのでじっくりと観たかったのですが、時間が無いので写真だけとって御正殿(ごしょうでん)にむかったのです。

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しかし、御正殿(ごしょうでん)に向かう途中、「三ツ石」を見つけてしまったのです。(何人かの人が記念撮影していたのですぐにわかりました)。この「三ツ石」ですが、【伊勢神宮 三ツ石】というキーワードで検索するとだいたい「パワースポット」と書かれています。本当なのでしょうか?
(実は、翌日、伊勢観光案内人の方に聞いたのですが、パワースポットではないとのことでした。単に場所を示している石であって、そこからエネルギーが湧き出すと言われるような目印ではないようです。何が本当なのか?わかりません)

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ちなみに、私もこっそりと手をかざしてみましたが、何も感じることができませんでした・・・。

御正殿に到着したのですが、中は写真撮影ができません。参拝後、外から撮影しました。
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御正殿の門の脇には、樹齢何百年なのかわからないほどの大木がそびえたっています。式年遷宮された後、この門まわりはどうなるのでしょうか?まさか、新しい場所にこの大木を移せるわけもないし・・・。すぐ横には、式年遷宮で移る先(新御敷地)があります(↓)
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isegegu0028.JPGもう会議まで時間がありません。残念ですが、「亀石」を横目にみながら、伊勢市駅の方へ戻りました。途中、「伊勢うどん」を食べたのですが、味についてはコメントをさしひかえさせていただきます。きっと、店によって、味が違うのでしょうね。ちょっと楽しみだったのですが・・・。


★いよいよ内宮へ!★

翌朝8:30から、内宮へ向けてバスで出発です。わくわくしますねぇ~。いよいよ内宮です。
皇大神宮(内宮:ないくう)は皇室のご租神の天照大神(あまてらすおおみかみ)をおまつりするお宮です。
内宮の駐車場前にある看板の前で「お伊勢さん観光案内人」の方から内宮に関する説明をうけました。この観光案内人の方(中村さん)は検定試験を通っているだけあって、私の実にクラダナイ質問にスイスイと答えてくれます。isenaigu0005.JPG
例えば、「なぜ?外宮の橋は左側通行なのに、内宮の橋(宇治橋)は右側通行なのか?」とか、「外宮の三ツ石は本当にパワースポットなのか?麻生総理(当時)は誰に教えてもらって三ツ石に手をかざしたのか?」などなどです。こんな情報を知っていても、知らなくても、生きていく上では全く価値がありません。単に私の好奇心だけなのですが、そんな低劣な質問にも丁寧に答えてくれました。伊勢神宮(内宮)を見学する際、観光案内人の方についてもらった方が絶対に良いデスネ。
お伊勢さん観光案内人の予約について


大人数でダラダラと宇治橋を渡ったものですから、参拝客の方に大変ご迷惑をおかけしました。isenaigu0010.JPG(右側通行であり、通路幅いっぱいを私達がダラダラと歩いていたものですから・・・すみません)宇治橋を渡る際、五十鈴川の景色があまりにも綺麗だったものですから、ついつい、歩みがゆっくりとなってしまいました。

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(右側通行のため、通路幅が限られていて、そのため、後から来る方が追い越しされていきました。すみませんです)
檜造りに「宇治橋」はとっても香りの良い綺麗な橋ですよ(↓)
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ちなみに、宇治橋の入口/出口にある鳥居は「旧御正殿」の棟持柱(むなもちばしら)を再利用したものです。式年遷宮によって不要になった棟持柱(むなもちばしら)をそのまま捨てないで別の用途で復活させる、すごいものです。古代から、檜を大切に使っていた日本人の心ですね。

五十鈴川御手洗場(いすずがわ みたらし)で心身をリフレッシュさせた後、全員で御正宮(ごしょうぐう)に向かいます。御正宮にむかう道の脇には様々な大木が!凄いですね、いったい樹齢何百年たっているのでしょうか>
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どうしても見上げてしまいますね。これほどの自然を残すことは大変だと思います。大木も台風などで倒れることもあるでしょう。

御正宮では、「二拝二拍手一拝」の作法でお参りしてきました。
(御正宮の写真は撮影できませんでしたので、階段下で記念撮影です。それが冒頭の写真となります)
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きれいに澄んだ雰囲気の中を歩いてきましたので、全員がすがすがしい顔で笑っています。
普段はちょっと怖い顔をした社長さん達でも、誰でも、こうなります。

ここまで歩いてきて、思いつきました。

「そうだっ! 次はお施主様と一緒に伊勢神宮へ来よう!」

そんなわけで、平成23年5月~7月ごろに「伊勢神宮へ行こうツアー」を企画することにしました。
いかがですか?みんなで一緒に伊勢神宮へ行きませんか!!!

「行ってみたい!」とお考えの方、下記のフォームからご連絡ください。(最後までお読みいただきましてありがとうございます)