現場状況のご報告(平成22年8月23日)

本日、構造躯体検査を行い無事合格いたしました。

○2階屋根瓦桟取付完了
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○2階屋根妻側(画像をクリックすると拡大表示されます)
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青い色の物が「屋根の外断熱材」です。下の部分が「厚さ 75ミリ」で上の部分が「厚さ 40ミリ」です。合計で115ミリの外断熱材が屋根に貼られています。


○2階屋根軒先
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写真では「厚さ 40ミリ」の断熱材部分しか見えませんが、その下部に「厚さ 75ミリ」の断熱材があります(75ミリ断熱材の下端を木材でとめています)
上部に35ミリの通気層(空気が流れる部分)があります。

【通気層】には空気が流れます。この【通気層】は屋根と壁の部分では違ってきます。
・屋根部分: 通気層 35ミリ
・壁部分:  通気層 18ミリ

どちらも、屋根材/外壁材の熱を、直接 断熱材に伝えないために必要になります。
詳しい内容については下記をクリックしてご覧ください(↓)

【外壁通気層は必要ですか?】

余談ですが、75ミリの断熱材/下端をささえている木材部分をよ~くご覧になってください。
下端に小さな切り欠きがあるのがご覧になれるでしょうか?
これは「工事途中、雨が降った場合、雨水が溜まらないようにする工夫」です。
この工夫は当社の大工さんが10年以上前に独自に考案したものです。(エコホームズの当初の施工マニュアルでは、この部分の小さな切り欠きは設定していませんでした)たいへん優れた提案であり、以来 この方法を施工マニュアルに取り入れています。
現場のアイデアは素晴らしいですね。



○外部状況
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○8/23 PM4:00頃の太陽の状況です。(画像をクリックすると拡大表示されます)
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○土台廻り金物取付状況(画像をクリックすると拡大表示されます)
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土台部分に、随所に「切り欠き」があります。どうして「切り欠き」が必要なのか?
その理由については、下記をクリックしてご覧ください(↓)

土台にあるタテの溝はなんですか?


太陽光発電パネルの取り付け架台が先週末に納入されました。太陽熱集熱パネルと合わせて瓦業者と協議し取付に入ります。
また、大工工事はバルコニーの下地施工に入ります。

以上、ご報告いたします。