シロアリ対策 「庭の枯木を捨ててください!」
住宅のメンテナンスが重要であることはすでに十分にご存じだと思います。
しかし、意外と見落としてしまうのが、「庭」です。しかも、庭に放置してある枯木の類です。
このように、なにげなく枯木や杭を放置してしまいます。
「そのうち捨てるから、とりあえず置いておくか・・・」
また、日射遮蔽用の落葉樹が枯れてしまい、木を根から抜かずに、切株を残した状態にしてある場合も同様ですが、放置し続けるとどうなるのか・・・?
下記のようになります(↓)
白い粒粒がシロアリです。何気なく置いた木の杭を食べて、シロアリが庭で大量発生していました。早期に発見したので、建物までは被害が延びていませんでしたが、このまま放置し続けたら・・・。
また、ガーデニングでよく利用される「枕木」ですが、これが結構シロアリの被害にあっています。枕木だけではなく、ウッドデッキでもシロアリの被害にあっているのを発見したことがあります。
これらのように、庭の木(廃材・枕木・ウッドデッキ材。生きている植栽は除きます)にシロアリが発生すると、最悪の場合、そこから建物の方にシロアリが侵入する場合があります。
もちろん、地熱住宅はシロアリ対策をおこなっております(↓)
○【基礎外断熱の防蟻処理】
しかし、大変残念なことですが、シロアリという小さな生き物に対して、「この方法が絶対大丈夫・完璧です」とは言い切れません。長い間においては、住宅内にシロアリが侵入する可能性がゼロではないのです。
下記はシロアリ被害にあった箇所です。
中には、下記のように、大量のシロアリがいました(画像をクリックすると拡大表示されます)
ほとんどの方は被害にあわないのですが、もしも、シロアリに侵入されてしまった場合、そこを復旧するには多大の費用が発生します。
外壁材も剥がし、シロアリ被害にあっている部分を新しくするには、いろいろと付帯工事も必要になってしまいます。
そこで、防蟻処理は保証期間を継続させるため、5年ごとに、継続して工事をおこなうことが必要になります。
すでに、シロアリ工事の保証期間が切れてしまっているお施主様、すぐにご連絡ください。そして、防蟻処理工事を再度おこなっていただきたいと願っております。
なお、シロアリ防除工事の再施工については、下記をご参照ください(↓)
○防蟻処理は「保証の継続」が必要です!(お引き渡し後、5年を経過しているお施主様が対象です)