映画「降りてゆく生き方」との出会い!

今年は50歳の誕生日を迎えます。「とうとうキタナ50歳!」という感じです。

20代のころは、何の目的も持たずに日々同僚達とどんちゃん騒ぎ。毎日が楽しければそれでOKだったわけです。時代はバブルの真っただ中であり、いつまでもこの活況が続くと信じておりました。バブル崩壊後、サラリーマン生活を急に打ち切り、なぜか、なんの目的もなくマレーシアへ行ってしまいました。34歳ごろまでマレーシアに滞在していたのですが、気候風土が合っていたのか、楽しい毎日があっと言う間に4年半も過ぎていったのです。18歳の終わりごろに花粉症を発症したのですが、マレーシアには杉花粉も無く、快適な日々を過ごしていました。

結局、マレーシアで始めた事業が軌道に乗らず、しょんぼりと帰国した私は「明日が見えない」状態であったのです。
その後、いろいろなご縁によって現在のポジションに到達するのですが、ここ数年、なにか心に「焦り」の気持がありました。
いったい何をあせっているのか?焦りと言うよりも「未達成」感とでもいうのでしょうか、何も成し遂げない自分が情けないというか・・・。

高校3年生の時、武田鉄也さん(3年B組 金八先生)と出会い、武田さんのご著書から「坂本竜馬さん」に出会い、「俺も坂本竜馬さんみたいに日本のために役立ちたい!」と生意気にも同級生達と話していたものです。

そんな気持ちを忘れ、バブルに浮かれ、マレーシアではのんびりと過ごし、あらら~と流れにまかされて工務店経営者になりました。
そして、心のどこかに「漠然とした焦り」の塊が徐々に大きくなっていったのです。

そんな時、純粋な中学1年生のお二人に聞かれました。

エコホームズは社会に貢献していますか?


昨日(平成23年4月17日)、島根県にある大島建材店さん(レーベンで御世話になっている建材店さんです)/大島社長さんが毎日ミクシィーで書かれている日記をつらつらと読んでいました。

そこには、映画「降りてゆく生き方」が紹介されていました。
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武田鉄也さんの大ファンを自認している私がいままでこの映画を知りませんでした。
悔しかったですねェ~。しかも、一度はお会いしてみたいとず~と思っていた木村秋則さん(奇跡のリンゴ)も関係されているのです。おぉ~。

さっそく「4月30日 世田谷区民会館」で公演される「午後の部」に申込ました。
メールで申し込みをしたところ、スタッフの方からメールを頂戴いたしました。そこには、下記のように書かれてありました(勝手に掲載してしまってすみません)


(前半省略)
振り返ると、2009年4月18日の映画「降りてゆく生き方」初上映からはや2年が経過しようとしています。
この2年間の間には北は北海道、南は沖縄まで数々の上映を経験し、数え切れないくらいの方々にお目にかかる機会に恵まれ、「降りてゆく生き方」を体感いただくことができました。
映画「降りてゆく生き方」がつくり上げられた過程と同様に、
ひとつひとつの出会いと対話から我々自身、一人ひとりが感じ、気付き、学び、皆様に体感いただく、「降りてゆく生き方」は常に変わり続けております。

そして、何より今まで出会ってきた方々へ感謝の日々でございます。

また、本企画を開催するにあたって、武田鉄矢さん、木村秋則さん、寺田啓佐さん、向谷地生良さんをはじめとする特別ゲストの皆様、これまで映画「降りてゆく生き方」を通じて出会ってきたたくさんの方々のご支援、ご協力に恵まれ、実行委員会一同深く感謝しております。
そして、本企画は皆さま、おひとりおひとりの方の支えによって成り立ち、継続しております。
いま、日本は大変な困難に直面していますが、こんな時代ではありますが、こんな時代だからこそ、ぜひ、この貴重な機会に多くの方々にご来場いただき、これからの生き方を見つめる機会となれば、これほど嬉しいことはありません。

また、本企画を今回はどのようにお知りになられましたか(「降りてゆく生き方」は公開以来、商業的な宣伝広告を一切しておりません)。

是非、本企画をお知り合いの方々に、またブログ等で広くご紹介いただけましたら幸いでございます。

それでは、当日会場でお目にかかれることを、一同心より楽しみにしております。

お気をつけてお越しください。

(後半省略)


このメールを一読しただけでも、なにか、スタッフのみなさんの熱い志が伝わってきました。
スタッフのみなさんがうらやましいですね。
いわゆるビジネスではなく、社会貢献のため、必死に熱心に燃えることがあるわけです。

「なんとしてでも、映画【降りてゆく生き方】が千葉県に再び来ていただきたい!」

私は100歳まで生きる予定ですので、今年が人生の折り返し地点です。

「俺も坂本竜馬さんみたいに日本のために役立ちたい!」
というのではなく、本当に些細なことなのですが、詳細、家族から「パパ、そんなことやったんだ!がんばったね!」と言ってもらえることを一つでもやりたい!と心から思うようになった50歳のおじさんです。
今後、1年以内に実現できるように、仲間の工務店さん達と一緒に招致活動に燃えていきたいと思います。

はたして、武田鉄也さんと木村秋則さんは千葉県に来ていただけるのでしょうか。

*【映画「降りてゆく生き方」を千葉県に再び来ていただきたい!】という活動にご賛同いただける方は下記からご連絡ください。
近々、千葉県内で会合を開きたいと考えております(5月下旬になります)。