「顔の見える木材での家づくり」グループ65選(2011年版)
木構造振興株式会社が選んでいる「顔の見える木材での家づくり」に【あすみ住宅研究会】(エコホームズもその一員です)の家造りが選ばれました。
★「顔の見える木材での家づくりグループ」とは?
(2011年版より抜粋) 出版:木構造振興株式会社
近年、「安全・安心・健康な住宅」に高い関心を持つ人が増え、全国各地でこの要望に応える取り組みが活発になってきました。
木材生産者、製材業者、木材販売業者、大工・工務店、建築士など家づくりのプロたちが地域ごとにネットワークを組み、国産材や、その地域の自然素材を多用した家づくりを進めています。
こうしたネットワークでは、家づくりのプロたちと住まい手のつながりが明確で、住宅の木材・建材の産地まで解かる「顔の見える木材での家づくり」が行われています。
この本では、北は北海道、南は鹿児島まで、全国で厳選された木材を使用している工務店グループが詳しく紹介されています。
●協同組合 あすみ住宅研究会
【山や森を活性化するために】
私たちは、設立当初から木曽東濃檜をプレカット加工し、会員工務店を通してユーザーの建築現場へ届けるという産地直送プレカットシステムを行って東濃檜の家を普及してきました。平成14年、「循環型社会の構築に貢献するために国産材の積極的活用をする」ことや「山と町、生産者と消費者を結びつけることで健全な山(木)と健全な町(家)を取り戻すことに最大の努力をする」など、山や森の活性化に向けて努力することを盛り込んだ「あすみ会家づくり宣言」を制定。
この宣言に則って開発されたのが、「地球民家」です。また使用する木の生い立ちや山の現状を知ってもらうために、山と町の情報交換会や山のイベントを積極的に企画してきました。
平成21年には私たちの考え方をまとめた著書「良い家は良い山がつくる」を出しました。この年、「地球民家」は長期優良住宅先導的モデル事業に採択され、現在は住宅建築に使った木に相当する分量の植林も行っています。