二世帯住宅が完成しました!
「バス見学会」にてお邪魔させていただきました「良い家つくろう地熱住宅」邸が完成しました!
バス見学会だけではなく、たくさんのお客様がご見学された二世帯住宅です。(「良い家つくろう地熱住宅」様、いろいろとありがとうございます!)
立派な玄関を入ると、そこには、またドアがあります。
この空間が「風除室」です。風除室の役目は「不快な外気を居住空間に入れないための工夫」です。
玄関ドアを開ける時、どうしても外気が入ってきてしまいます。春・秋であれば問題ないのですが、冬(外から寒い外気が入ってきます)や夏(外から蒸し暑い外気が入ってきます)は外気の影響を受けてしまいます。
そのため、「風除室」という空間に、不快な外気を閉じ込めるのです。
そのため、この空間は天井と仕切り壁には「充填断熱材による断熱強化」をおこないます。
(参考情報)
○風除室は絶対に必要ですか?
1階/リビングには、補助暖房として「蓄熱式暖房機」が設置してあります。
地中熱を利用しても、冬は「床下(ベタ基礎底面)の温度が15~18度」程度です。昼間、日射を十分に取り入れられる敷地条件であれば、場合によっては暖房がなくても快適に過ごすことができますが、まったく暖房がなしではちょっともの足りない室温です。
そこで、「補助暖房」が必要になります。補助暖房としてエアコンを使用してもOKですし、オール電化住宅の場合、深夜電力により蓄熱した暖房機が電気代を考えるとベターです。
天井の間接照明によって梁(構造材)がひときわ目立ちます。
2階のリビングには畳コーナーがあります。そして、そこにはど~んと大黒柱が。
地熱住宅では、できるだけ仕切りが無い方が、室内が快適になります。そのため、畳コーナーも完全に仕切るのではなく、基本は「開けている」状態です。
二世帯住宅に限らず、「収納」はたくさん欲しいですよね。
もっとスゴイ収納は「小屋裏空間の利用」です。
「屋根も外断熱」ですから、小屋裏空間も収納や個室としても利用できます。
「良い家つくろう地熱住宅」様、長い間、たいへんお世話になりました。
そして、これからもよろしくお願いします!