北海道の英知を世界へ「大地の熱を抱きとめる家」 (北海道新聞サミット特集 平成20年7月号)
【外断熱の地熱住宅】を開発した際、その温熱環境部分の理論的なベースにあったのが「北海道 アイヌの伝統民家 チセ」の智恵です。
以前、北海道新聞さんがその「智恵」を北海道の人たちに紹介してくださいました。
*その時の記事(内容)は下記をクリックしてご覧ください(↓)
○チセの知恵 現代建築に (北海道新聞 2007年6月5日に掲載されました)
前回は北海道のみなさんだけに配信されたのですが、なんと!今回は世界中の人たちに配信されることになったのです!!!
7月7日から【北海道洞爺湖サミット】が開催されます。その際、全世界から報道陣の人達が日本(北海道)へやってきます。その報道陣向けに、北海道新聞さんが配布する特集号があります。画像をクリックすると拡大表示されます(↓)
この特集号ですが、海外メディア向けでもあるので、英語と日本語が併記されてあります!
そして、この特集号を開くと、そこにはイキナリ(2、3ページ) アイヌの伝統民家:チセの画像が登場します!!!
ページを開くと、そこには
In cise in midwinter,
sensible temperature stays
at 20 degrees C.
大地の熱を抱きとめる家
と書かれてあります。下記の画像をご覧ください(画像をクリックすると拡大表示されます ↓)
ちなみに、2ページの右下の方に「エコホームズ提供」の文字がちいさ~く表示されています。下記をご覧ください。(画像をクリックすると拡大表示されます ↓)
*下記の画像内に「エコホームズ提供」とひっそりと表示されています。発見できましたか?
この特集号には、下記のメッセージが24ページに書かれてあります。
北海道の英知を世界へ We send the wisdom of Hokkaido to the world.
この特集は、北海道新聞の読者の皆さまのほか、サミット取材で来道する 海外メディア、道内の教育機関などに役立てていただくため、発行しました。
北海道新聞 かっこいいです。
【北海道洞爺湖サミット】では、いったい何を話し合い、何が決まるのか? そもそも、【北海道洞爺湖サミット】ってなんなのか? この疑問を解決するには下記の動画がわかりやすいと思います。
北海道洞爺湖サミットで導入されている技術・設備の中で、私が特に注目しているのが「雪冷房」です。冬の雪(冷熱)を夏に利用する。冬期はやっかいものの雪が、夏になると大活躍。これは地中熱利用の原理と同じですね。(「夏の暑さを冬に利用する。冬の寒さを夏に利用する」)
サミット期間中は大混雑でしょうから行きませんが、サミット終了後、なんとか理由をみつけて(笑)、北海道へ行ってこようと考えています。
その時、できれば「アイヌの伝統民家 チセ」も見学に行ってきます。
「アイヌの伝統民家 チセ」の智恵を世界中に配信してくださる「北海道新聞」さんに心から感謝申し上げます。 北海道の英知を世界中に広めていただいてありがとうございます!
【参考情報】(動画)
○網走でチセ(家)を復元、オホーツクで初