読売新聞に地熱住宅に関する記事が掲載されました!(平成20年4月17日)

読売新聞(平成20年4月17日)に地熱住宅に関する記事が掲載されました。

(画像をクリックすると拡大表示されます ↓)

yomiuri_20080417.jpg
読売新聞 京葉 平成20年4月17日 掲載記事


★エコの潮流★ 第2部  減らそうCO2 ⑧

・地熱住宅 快適生活

船橋市東船橋の税理士大久保忠男さん(78)宅では、まだ真夏の余韻が残る9月10日に"冬支度"が始まる。昼間の日差しで暖められた室内の空気を、壁の中を通した管で床下に送り、基礎のコンクリート部分に熱をためる。建物直下の地中温度が、冬季にもできるだけ下がらないようにという工夫だ。
冬本番になったら、温かい床下の地中熱が、自然に室内を暖める。暖房は1階のエアコン1台で十分。夏は逆に、床下のひんやりとした空気を室内に送る。
「春夏秋冬、家中どこにいてもあまり温度差を感じない。非常に快適で気持ちまで落ち着く」と大久保さん。

オール電化で調理にも給湯にも電気を使うが、冬場の光熱費は半分以下になったという。
地中熱を活用する住宅の建設には約8ヶ月を要し、費用も坪単価約70万円と決して安くない。それでも「お金や時間には代えられない良さがある」というのが大久保さんの結論だ。

*続きを読むには画像をクリックして拡大表示させてください(↑)

★もしくは、読売新聞/サイト(↓)をクリックしてご覧ください★
地熱住宅快適生活


なお、大久保邸には「太陽熱を温風に変換するアルミ板(=ソーラーウォール」が設置してあります。

(大久保邸 ソーラーウォール)
ookubotei_sokutei001ab.jpg

全ての地熱住宅にソーラーウォールが標準的に設置されてあるわけではありません。大久保邸やS邸【地中熱利用+ソーラーウォール】の効果を測定中です。

大久保邸での測定データをご覧ください。 *画像をクリックすると拡大表示されます(↓)

ookubotei_sokutei001.jpg


冬でも床下(ベタ基礎の底面)の温度が20度もあります。

ちなみに、他の地熱住宅では床下(ベタ基礎の底面)の温度は「15〜19度」の範囲です。日射取得が少ない建物(つまり、日当たりが悪い場所)では補助暖房も必要になります。

地中熱の効果だけをみるには、下記のデータが参考になると思います。
まったく暖房器具を設置していない地熱住宅における温度測定データです。

(画像をクリックすると拡大表示されます)
★冬中 暖房しなかったI邸 (1997年12月26日〜1998年2月7日)★

i_sokutei001.jpg

冬中 暖房しなかったI邸」では、床下(ベタ基礎 底面)の温度は15度前後で推移しています。
それに比べると、大久保邸やS邸では20〜21度前後ありますので、単純に比較するのは難しいのですが、ソーラーウォールの効果によって地中温度(ベタ基礎温度)が上昇していると考えられます。
ソーラーウォールは効果有りです!

そこで、今後はもっと積極的にソーラーウォールを設置する方向で社内でも検討が開始されました。
*ソーラーウォールの現物を見るには、千葉県浦安市にある「スイッチステーション浦安」に外壁材として採用されています。

【ソーラーウォール関連情報】
ソーラーウォールの説明(動画)


ところで、取材された読売新聞の記者さん(Tさん)からいただきましたコメントの中にある一文にすごく感激しました。

(読売新聞 Tさんのコメントとから一部を抜粋しました)

玉川 様
先日はありがとうございました。みなさんの熱意に心を打たれました。
家を温めているのは、人の心なのかもしれませんね。

(後略)

Tさん、素敵なコメントをありがとうございます。


読売新聞に掲載された記事をもっと詳しくお読みになりたい方は下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。読売新聞(平成20年4月17日)をお送りいたします。