お引き渡し後の点検スケジュールについて

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お施主様はすでに御承知の通り、お引き渡し時には「これからもよろしくお願いします」とお互いに挨拶をかわしています。
これは決してただの社交辞令ではなく、住宅はまさに継続的なメンテナンスが必要ですので、住宅を快適に長持ちさせるには「お引き渡し時が最初の一歩」なのです。

原則として、住宅のメンテナンスはお施主様の責任となります。
つまり、定期的に住宅及び住宅廻りを点検していただきたいと願っております。
軽微な補修はぜひやっていただきたいのです。

しかし、「どうしても見逃してしまう」場合もあります。住宅の構造/仕組み/システムを熟知されていたとしても、点検しきれない部分も多いのです。
例えば、上記の写真は「冬用給気口」です。目詰まりがヒドイ状況になっております。これでは、冬場、新鮮空気が入ってきません。(快適に生活できませんね)

そこで、お引き渡し後、下記のスケジュールで点検作業をおこなっております。(当社からダイレクトメール等などでお知らせをおこなっておりますが、ご希望の方は最後の連絡フォームからもお申し込みください)

【お引き渡し後、点検スケジュール】

①1か月訪問: お引き渡し後、約1ヶ月目の訪問
・お引き渡し時、建物の設備等については「取扱説明書」をお渡しするとともに、現場監督から使用方法等についてご説明しております。ご説明する内容がかなり多いため、お引き渡し時においては、地中熱利用システムに関する詳しいご説明はしておりません。(システムは全て自動で動いているからです)

・そこで、ご入居後、約1ヶ月目に訪問して、地中熱利用システムのご説明をおこなっております。また、その際、不具合等が発生している場合、その内容も点検いたします。


②1年目点検: お引き渡し後、約1年目の訪問
・建物の不具合は、だいたい、1年目までには発生しています。そのため、1年目の訪問前であっても、もしも不具合が発生しましたら、会社までご連絡をお願いしております。

・ただし、「不具合を発見できていない」場合もございます。そこで、お引き渡し後、約1年目に現場監督・設計担当者が訪問して建物の点検をおこないます。


★定期点検以外の期間においても、不具合等が発生しましたら、随時、当社までご連絡ください。


③5年目点検: お引き渡し後、約5年目の訪問
・防蟻処理工事の保証期間が切れる前に点検にうかがいます。5年後程度に発見される不具合は「住宅の耐久性」に悪影響をおよぼす危険があります。

・特に、「屋根裏の配管」「床下点検」「排水ドレン廻りの点検」をおこないます。

(屋根裏の配管が外れている状態)
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(排水ドレン廻りが目詰まりをおこしています)
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(給気口のフィルターがホコリ等でつまっている状態です)
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・また、防蟻処理工事の保証が「最初の施工後5年間」できれてしまいます。そこで、防蟻処理工事の再施工が必要になります。詳しい内容については、下記をクリックしてご覧ください(↓)
防蟻処理は「保証の継続」が必要です!(お引き渡し後、5年を経過しているお施主様が対象です)


④10年目点検: お引き渡し後、約10年目の訪問
・住宅全体のフル点検が必要になります。特に、住宅全体の防水に関する部位(屋根・外壁など)の点検が中心となります。
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・外壁材のメンテナンス等については下記をクリックしてご覧ください(↓)
「外断熱工法」における【外壁のメンテナンス】について

・システムの点検も必要ですので、屋根裏も十分に点検いたします。


もちろん、当社からもダイレクトメール等でご連絡いたしますが、もしも、ご連絡が遅れている場合、大変恐縮ですが、下記のフォームからご連絡をよろしくお願い申し上げます。