ヒートポンプを探せ!
地球温暖化防止を考えると「大気中の熱を取り出してお湯を沸かすエコキュート」は重要なアイテムになってきました。このエコキュートはエアコンと同じく【ヒートポンプ】です。
しかし、長い間、私は(恥ずかしい話ですが・・・)ヒートポンプがいったいナンなのか知りませんでした。
「ヒートポンプは、なぜ、地球温暖化防止に役立つのか?その原理とは???」
まったく理解していませんでした。(ゴメンナサイ・・・)
しかし、この本「ヒートポンプを探せ! ふしぎなエコ技術」(片倉百樹氏・藤森礼一郎氏 共著)を読んで、初めて、「なぜ?ヒートポンプが地球温暖化防止に役立つのか!」を理解できました。
エアコン・エコキュート 素晴らしいです。
そして、この本には「地中熱ヒートポンプ」についても解説が書かれてありました。
一部を抜粋してご紹介します。
(P196〜203に書かれてあります)
46.寒冷地では"地中熱"を使おう
・空気熱源タイプはどちらかといえば温帯地域向けですね。寒冷地では別な熱源を探したほうが良いと思います。例えば、地中熱の活用があります。外気温の影響をほとんど受けない地球の大地は四季を通じて温度が安定していますからね。
・日本に比べて寒冷な欧州や北米では早くからこの地中熱に着目し、ボイラーによる暖房に代えて地中熱ヒートポンプが使われています。第二次大戦以前から導入されていましたが、80年代のオイルショックを機に普及が加速し、現在北米では60万台、欧州では45万台ほど設置されているそうです。
・クリントン前大統領、ブッシュ大統領の私邸にも冷暖房用施設として地中熱ヒートポンプが設置されているそうです。
これで、ようやく私も「ヒートポンプの原理」を理解できました。これからもエコキュートを積極的に応援していきます!