★「外断熱の地熱住宅」出版計画★
現在、「地熱住宅」に関する出版計画を進めています。玉川浩二(会長)と宇佐美さん、そして住宅研究所スタッフが1990年から開発に取り組んできた【高温多湿地域に適した外断熱住宅】、そして1992年から宇佐美さんが中心となって取り組んできた【地中熱利用】。
この「外断熱の地熱住宅」は17年間にわたって改良を重ねられた家造りですので、開発スタッフ達の汗と涙の結晶でもあります。
そして、今では、北は岩手県から南は大分県まで、全国で28社の工務店さん達が各地で「外断熱の地熱住宅」を建築されています。
OB施主の皆様や同業者(工務店さん達)から度々アドバイスをいただいていたのが「地熱利用を説明した本の出版」でした。
業界新聞社の多くから「地中熱利用の開発秘話」に関して出版企画もいただいていましたが、忙しさにかまけて、全てお断りしていました。しかし、出版社(現代書林/松島氏)の熱心な勧めに負けて(笑)原稿を書き始めたのが昨年の5月です。その後、宇佐美さんの全面的な協力を得て、原稿の修正を重ねています。
正直な感想ですが、
「本を出すのがこんなに大変だとは・・・」思ってもいませんでした(泣)。
それでも、「アイヌの伝統民家/チセ」の原理原則がどのように応用されたのか?そのプロセスは?」というテーマは30年後も語り継ぐ義務がありますので、宇佐美さんと二人三脚で原稿を書き進めています。予定では、7月後半から8月にかけて出版します。
全国の書店でも流通しますので、ぜひ御期待ください!