構造材を正確に加工するプレカット
お客様から、下記の御質問をいただきました。(他にも多くの方から同様の御質問をいただいております)
【質問】
プレカットについてなのですが、プレカットがこれまで普及したのは「大工の技術によるばらつきがなくなる。」「工事期間の短縮。」だと思います。
しかし、地元の大工さんによると「プレカットの家はガタガタ、柱と柱の接合部は、足で押さえるだけで、すぐ入ってしまう。ほぞ部分が短い為に金物で抑えないと揺れる。」など、墨付けをしている大工は、いい事は言いません。
玉川さんの場合、昔から自社工場でのプレカットを持っていたと聞いております。その点について、玉川さんは、どうお考えですか?
御質問にお応えする前に、まずはエコホームズが使っているプレカット工場についてご覧ください(↓)
*下記の画面をクリックすると動画がスタートします。(YouTubeを利用しています。)映像と共に音が出ますので御注意ください!
それでは、いただきました【御質問】への【回答】を掲載いたします。下記をご覧ください。
N 様
こんにちは。玉川です。先日はバス見学会に御参加いただきまして誠にありがとうございます。
地熱住宅の御感想はいかがですか?
さて、プレカットについてですが、プレカットを導入した目的は、まさに、Nさんがお書きになっている通りです。主に、大工さんによる技術/品質の違いを平準化することが大きな目的です。
しかし、名人芸を有する大工さんから見れば、当然のことですが、プレカット加工よりも自分の仕事の方が良いと思っています。
当社でもプレカットを導入した当初は、全ての大工さんが反対していました。当然のことだと思います。
ただし、プレカットが初めておこなわれた頃のことはわかりませんが、「プレカットの家はガタガタ・・・」という表現は、現在のプレカットには当てはまらないと確信しています。
ですから、下記の方法でNさんが直接御確認いただくのが最も良いと考えます。
1)上棟現場の御見学
適宜、千葉県各地で上棟をおこなっています。この時、プレカットされた構造材、及び作業状況を御確認いただいてはいかがでしょうか?
本当に「プレカットの家はガタガタ、柱と柱の接合部は、足で押さえるだけで、すぐ入ってしまう。ほぞ部分が短い為に金物で抑えないと揺れる。」なのかどうか、実際に御確認いただけると思います。
2)プレカット工場の御見学
・年に一度(1泊2日)で、恵北プレカット工場にみなさんと一緒に見学にいきます。
私達がお願いしているプレカットの精度をぜひ御確認ください。
前回の様子は下記をクリックしてご覧ください(↓)
●【檜の里】見学ツアーの報告
「百聞は一見にしかず」
現場をご覧になっていただければ、「プレカットの真実」がお分かりいただけると思います。
御質問をいただきましてありがとうございます。
それでは。御返信まで。