究極の塗り壁材を求める旅(パート2)
*「究極の塗り壁材を求める旅(パート1)」をまだお読みでない方は、まずは「パート1」をお読みください。下記をクリックすると「パート1」になります。
【究極の塗り壁材を求める旅(パート1)】
大島建材店の大島社長から、私の携帯に電話が入りました。
大島さん「玉川さん、長崎行きましょう!」
私「はっ???」
大島さん「すでにメーカーに連絡を入れておきました。製造工程を見学させてくれるそうです。1月25日・26日が先方も都合が良いそうですから、25日に長崎空港でお会いしましょう。それでは!」
私「・・・・・・・・・」
突然、私は長崎に行く事になりました。そこで思いついたのです。どうせなら「あの人」も連れて行こう。
そうだ!そうしよう!!!
「あの人」とは、千葉県でも【エコオヤジ】として有名な人です。それは、
イマジンホームビルドの青木社長です。
青木社長は、私が知っている中では最も「自然素材の使用」に厳しい目を持っている工務店経営者です。
そこで、青木社長にメールを送りました(↓)
青木様
こんにちは。玉川です。元気っすかぁ〜。1月25・26日、長崎に行って「究極の塗り壁素材」が製造される状況を見学してきましょうね。大島建材店/大島社長から情報をもらったのですが、これがなかなかいけてます。和紙が原料の塗り壁材ですぞ!エコオヤジにはたまらないでしょ!一緒に見学お願いします。意見聞かせてね!ではでは。
追伸:忘れてました。この素材はレーベンと言います。サイトはこっち(↓)
http://www2.odn.ne.jp/suzuran/
こうして、私と青木さんは長崎空港に降り立ちました。
長崎空港で、大島社長ご夫妻と合流し、そこから製造メーカー(スズラン社)に車でむかったのです。
スズラン社の近くまで到着した時、時刻はちょうど12時でした。そこで思いついたのです。
長崎と言えば・・・、
当然、「長崎チャンポン」ですね。スズラン社では製造工程の見学をしますのでかなりの時間を要するはずです。お昼は済ませた方がよいのです。そこで、大島さんからスズラン社に電話を入れてもらいました。
「どこか?行列ができる長崎チャンポンの店を教えてください!」
教えていただいたのが「中華飯店ながさこ」です。
いやぁ〜、このお店は最高に良かったです。値段が安いのにボリュームたっぷり!!!
青木さんと私は、そりゃもう、一心不乱に食べ続けました。
(長崎チャンポンを食べ続ける青木さんと私。前に座っているのは大島さんの奥様。)
お昼もすんだんおで、「和紙が原料の塗り壁材」を製造している会社を訪問してみましょう。
ここが「スズランコーポレーション」です。(有限会社 すずらん ◆所在地:〒851−2121 長崎県西彼杵郡長与町岡郷536 TEL095-813-4024)
海の近くに工場があります。
さっそく事務所を訪問して、まずは「レーベン」について詳しい説明をお聞きしました。
1)なんと!レーベンを使用してこんなこともできます(↓)
2)和紙が原料なので、水を吹きかけても、ススッと吸収します。吸湿性が高いのですね。
3)ややっ!いきなりガスバーナーで燃やし始めました!表面は焦げるのですが、中までは燃えません。不思議ですねぇ〜。
なかなか面白い素材です。それでは、製造工程を見学させてもらいましょう。
と、思ったのですが・・・・・・・・
私「えっ?今日は、もうレーベンの製造が終わった????そりゃ困りますよ。製造するところを見学するためにわざわざ千葉から来たんだから。製品を見に来たのではなくて、作るところを見たかったんです。本当に食品だけが原料なのかどうか、それをチェックしたいんです。」
スズラン「そうおっしゃられても・・・・・・・・・・。レーベンは食品と同じく生ものなので、大量に作って在庫しておくわけにもいきませんし・・・・・・。注文があった分だけ作るようにしているので、これから急に作れと言われましても・・・・・・・・、困りました。」
私「困っているのは私の方です。せっかく長崎まで来たのですからね。そこのところ、わかってもらえますよね! ねっ! ねっ!」
スズラン「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
た、大変なことになりました。
青木さんが私を見る目がだんだん冷たくなってきて・・・・。
<究極の塗り壁材を求める旅(パート3)>へ続く