(倒木更新)親は子を守り、子は親を忘れない!
赤沢自然休養林は「天然林」です。
国有林であり、できるだけ自然のままを残しているようです。
その中で数百年も生き続けた檜が倒れます。
檜の倒木は、年月と共に朽ち果て、表面に苔がはえてきます。
そこに、檜の種子が落ちて、檜の子供が育ち始めます。
倒木の上は、下草に邪魔されないため、地面よりも光がよくあたります。
倒木の養分・苔による適度な水分によって、檜の子供はよく生育します。
これが【倒木更新】なのだそうです。
「親は子のため」に倒れるのです。
そして、年月が過ぎ、子供が大きくなり、そして、養分となった親は消滅します。
しかし、そこには「親があった形」が残ります。
根上がりです。(↓)
「親が子を守り、子が親を忘れない」⇒【倒木更新】です。自然界の本来の姿が【倒木更新】でもあります。
私達は、子供達の未来に【何】を残せますか?