【災害時のオール電化住宅について】
先日、【オール電化住宅】で新築をお考えの方(奥様)からご質問をいただきました。ご質問の内容ですが;
1)オール電化住宅の新築を考えている
2)しかし、ご主人は「ガス派」。その理由は「災害時に電気が止まったらどうする?」ということ。
3)奥様は、安全性・ライフサイクルコスト・掃除が楽、などの点からオール電化住宅を採用したい!ご主人を説得する方法はあるだろうか?
というご質問でした。
千葉近辺では、震度5クラスの地震が頻発していますから、ご主人のご心配もよくわかります。
私の家は「オール電化住宅」ですが、建築する前に、やはり妻と一緒にこの問題を考えました。
さて、私達の結論をご覧ください。(みなさんの参考になると良いのですが)
こんにちは。
オール電化住宅狂信者の玉川です。
ご質問をいただきましてありがとうございます。
よくいただくご質問です。はりきってお答えいたします。
*ただし、この内容でご主人が納得されるかどうか?不安ですが・・・・・・・。
さて、大阪の友人(妻の友人です)がよく言っています。
「阪神大震災の時、電気の復旧は早かった。それに比べて水道の復旧は遅れ、さらに都市ガスはなかなか復旧しなかった。」
新潟の大地震においても、電気の復旧は早かったものの、水道・ガスの復旧はおくれました。プロパンガスの場合、きっとすぐに復旧したでしょうね。
さて、大きな災害の時、もっとも必要になるのは「水」です。
プロパンガスはボンベが置いてあるので、すぐに使用可能になりますが、そのプロパンガスを利用して「何」をおこなうのか?
調理ですね。
調理・飲料、そして、水洗トイレを考えると、災害時、戸建住宅が必要とするのは「水」なのです。
したがって、大災害を考えると、当然、飲み水を確保しておくことは絶対に必要なことです。
実際、我が家では、ペットボトル入り水(1箱:6本入り)を10箱常時備えています。使用⇒補充を繰り返しています。
ところが、水洗トイレだけはどうにもなりません。
常に、浴槽に「残り湯」をためておくしかないのですが・・・・・・。
ついつい忘れてしまいます。
そんな時役立つのが「電気温水器」もしくは「エコキュート」のタンク内に貯められてある「水」です。
370リットルから460リットル(設置する製品によりますが)は確保されています。災害時には、この「タンク内の水」が役立ちます。
飲料用、もしくは水洗トイレ用ですね。
ちなみに、我が家は「停電時の調理用」に「カセットコンロ:ガスボンベタイプ」を準備しています。
ご主人にお伝えください。
災害時に、もっとも必要になるのは「水」です。
それをタンクに貯めてある「オール電化住宅」が他の家庭より、いろいろな点で役立つはずです。
調理用には、カセットコンロで十分だと思います。
いかがでしょうか?
私の考えがお役にたてればうれしいです。
それでは。ご返信まで。
これが私の回答です。