【家庭内事故死を防ぐ】 早期発見⇔第三者へ通報できるシステム

住宅内のヒートショック

このサイトでは、「家庭内事故死を防ぐには、家の中に急激な温度差(=ヒートショック)をつくらないでください!」とたびたび書いているのですが、家を建替しない限り、そう簡単に「家の中に急激な温度差を発生させない住宅」にはなりません。

また、一般の住宅で【全館冷暖房】システムを導入すると、冷暖房コストが膨大になります。
そうなると、せっかく設置した【全館冷暖房システム】も使用しなくなってしまいます。
どうしたらよいのでしょうか?

先日、母から、こんな話を聞きました。

「セコムはね、本当に便利なのよ」

私「便利???防犯という目的以外に、何か利用できるの?」

「以前、夜中に、突然、お父さんが痛がりはじめたのよ、腰が痛いって。どうしたらよいのかわからなくなってしまって。救急車を呼べばよかったのだけれど、慌ててしまって、セコムの緊急ボタンを押しちゃったのよ。」

私「えぇっ!!!! それはまずいんじゃない。」

「それが、まずくなかったのよ。セコムがね、救急車も手配してくれて、さらに子供達にも電話連絡してくれたのよ!」

私「えっ??俺には電話無かったけど・・・・・・・」

「あなたの携帯電話に何度かけても応答がなかったんだって。」

私「・・・・・・・・・・・」
 (一度寝てしまうと、震度4の地震でも私は起きませんから)


この事件(?)があって以来、母は枕元に「セコム通報装置」を置いて寝るようになったそうです。


つまり、「家庭内で何か事故・事件が起きた時、迅速に、第三者に通報できるシステム」が便利なのです。
一人暮らしの場合でも、自動的に、異常を第三者(身内など)に知らせるシステムがあれば、早期発見されます。それによって、助かる確率もアップするはずです。

もしも、私の母が一人暮らしになってしまった場合、セコムや「あの魔法瓶」などで、毎日、母が元気であることを確認したいと思います。


【参考情報】
・家庭内事故死の原因である「ヒートショック」に関して、日本経済新聞と毎日新聞の記事をご参照ください。

日経新聞 ヒートショック 高齢者は警戒を

毎日新聞 風呂:ヒートショックご注意 水死のケースも