旧経営者が責任を取れ!
最近、高速道路を走っている時、後ろに三菱マークのトラックが来たりすると、すぐに車線変更してしまいます。また、三菱のトラックがヨコを走っている時などは、なんだかドキドキしてしまいますね。本当に恐ろしいことです。新聞報道では、三菱自動車の販売も大激減しているそうです。
実は、私は三菱自動車ファンでした。初めて買った車がミラージュで、その後も三菱自動車を乗り続けていました。(3年前からは日産車ですが)まさか三菱がこんな問題を隠していたとは誰も予想しなかったことでしょう。
今、三菱自動車の社員さんは非常に辛い思いをしているでしょうね。三菱のような大会社では、組織の力(良い力・悪い力)が強いですから、多くの善良な社員さんの声をひたすら隠し、そして惨事を招いたのは、全て当時の経営者の責任です。現在の経営トップがテレビなどで謝罪していますが、本来は、隠蔽問題が発生した時点からの全ての経営者が国民の前で謝罪し、被害者の方に謝り、そして刑事罰を受けるぐらいのことをしてもらわないと誰も納得しないでしょう。すべては経営者の責任なのです。
大会社だけの問題ではありません。私たち中小企業においても、経営者の考え方一つで会社が「悪」になり、「善」になります。はたして、今の私はどうなのか?10年後には、お施主様達からどう評価されるのか。三菱自動車の事例は、決して他人事ではなく、ちっちゃな会社のトップも、あらためて自分を見つめる時です。