2009年 4月号
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★自慢話で恐縮です・・・(パート4):地熱住宅が「経営革新」に承認されました!!!★
毎回毎回、巻頭で自慢話を書き綴るのが好きになってしまいました。今回もすみません。
うれしいです!
地熱住宅にお住いのOB施主の皆様にも知っていただきたいニュースがあります。
すでにみなさんもご存知の通り、私達が研究/開発した【外断熱の地熱住宅】は、千葉県だけではなく、北は岩手県から南は鹿児島県まで建築が可能です。各地の真面目な工務店さんに「地熱住宅」施工に関する技術指導を行っているからです。
*各地で地熱住宅を建築する工務店さんのリストは下記をクリックしてご覧ください(↓)
http://www.37eco.jp/799.php
そして、この取り組みが「経営革新」として、千葉県から承認をいただきました!
「経営革新」とは何か?簡単に書きますと、「エコホームズの事業計画(今後の歩み方)が適正なのかどうか? それを千葉県が判断します」ということです。
「どうも、あの社長(玉川和浩)は頼りない・・・」
OB施主のみなさん、職人さん達などなど、関係者のみなさんは、今まで、なんとな~く不安に思
っていたと思います(笑)。ご安心ください! 私の考える「エコホームズの【将来への道】」は、
千葉県からは認めてもらえました。うれしいです。
現在、地熱住宅を建築している仲間達も続々と「経営革新」承認に向けて挑戦しています。
今回も、完全な自慢話になってしまいましたが、今回は許してやってください。
千葉県産業振興センターの担当者の方に言われました。「経営革新は、初めの一歩。地熱住宅
を全国に普及させること、これからが本番ですよ、玉川社長!」 はい。がんばります!
★究極のコントローラー(地熱利用システム用)の開発★
このたび、今までのフルオートコントローラを改良に改良を重ねて、最先端のコントローラに生まれ変わりました。
思い起こせば2年前、地熱セミナーに参加されたお客様が、「うちの会社で作れば、もっとコンパクトに作れるよ。」と、言うお言葉が、きっかけでした。そのコントローラ製作会社が柏市にあるので、それ以来、国道16号線を利用して、片道2時間の柏通いが始まりました。
また、このコントローラは、千葉県内だけでなく、日本全国、その地域の四季の移り変わりに合わせた動きに対応させるため、関西地区の工務店(池田住宅建設さん)にも協力していただき、大阪にて合宿を決行し、夜更けまで熱い討論の末、やっとここまでたどりつけました。
その2年の成果の一部を、ご紹介しましょう。
・4.8型カラー液晶モニター(タッチパネル表示器)
・機器の故障、異常運転を画面表示でお知らせ。
・最大で、16箇所の温湿度測定可能。
・温湿度の記録データをSDカードメモリーに保存、出力。
・ネットワークを利用してデータのサーバー管理。
機能、盛り沢山です。すでに、「柏市柏の葉」と「市川市」の地熱住宅で設置を完了し、近々 長柄町の地熱住宅でも稼動スタートです。
★冬物衣類のしまい方★
せっかく冬物衣類を洗っても、しまい方に注意しないと 虫食いやカビを発生させてしまいます。
まずはしまい方の基本を確認してみましょう。
1)汚れや臭いをしっかりと落とすこと。
2)十分に湿気を取り 乾燥させること。
この2点が最も重要なようです。特に冬物は 湿気の多い梅雨や夏を乗り切らなくてはならないので慎重にしたいですね。
具体的な対処法としては・・・
①臭いが気になる衣類は スチームアイロンをかけたり、お湯を張った浴槽の上に吊るして湯気があたるようにして その後、しっかり乾燥させることを忘れずに!!
②毛玉がついてしまったら まずは洗う前にブラッシング、その後残ってしまった毛玉は、慎重にカットする。
③タンスやタンス型ケースにしまう時は、まずタオルで隅々まで拭き、十分に乾燥させてから衣類をしまう。
④タンスは下の段ほど湿気が多くなり、カビや虫食いの原因となるので
上段に「アンゴラ、カシミヤ、ウール」など虫がつきやすい衣類をしまうと良いそうです。
出来れば 6月と8月頃に衣類に風を通しておくと 更に安心です。
寒い冬も もうしばらく続きそうですね。少しずつ準備を始めておくと理想的ですね。
★木曾東濃檜に関する本をプレゼント!!!(20名様限定)★
みなさんもご存知の通り、エコホームズは「木曾東濃檜」を愛しています。
構造材(柱・土台)には銘木「木曾東濃檜」の4寸~5寸角材を使用しています。
そして、この木曾東濃檜は山地に近い岐阜県中津川市坂下にある「恵北プレカット工場」で加工してもらい、それを建築現場に直送してもらっています。
「木曾東濃檜」をみなさんによりよく知っていただくため、「檜の里ツアー」(今回の内容は裏面をご参照ください)や「大黒柱と出会う旅」(3月・9月・12月に開催しています)などのイベントを企画しています。
これらのイベントはエコホームズ単独ではなく「あすみ住宅研究会(北は岩手県から南は福岡県まで21社の工務店集団)」の合同イベントです。つまり、全国の「木曾東濃檜を愛する工務店」が、檜つながりで、全国で「木曾東濃檜の家づくり」を提唱しています。しかし、
「イベントだけでは、木曾東濃檜の本当の良さをご理解いただけないのではないか・・・?」
そんな想いで本を出版してしまいました。(編集メンバーとして、私も参加しています)
【良い家は良い山がつくる】 (先人からの贈り物、そして子孫への贈り物) あすみ住宅研究会著 定価1,365円
この本を「20名様」限定でプレゼントさせていただきます。
「木曾東濃檜ってなんだろう・・・?」
すでに地熱住宅を建てた方、地熱住宅をご検討中の方で
木曾東濃檜を愛する方は、ぜひぜひ、ご応募ください!
★住宅性能表示制度★
住宅性能表示制度とは、構造の安定、火災時の安全、高齢者等への配慮など、住宅の性能について評価し、住宅取得者に対して住宅の性能に関する信頼性の高い情報を提供するしくみをいい、任意に活用することが出来ます。
この制度は、新築住宅の性能を住宅の工法・構造・施工者の別によらずに共通に定められた方法を用いて客観的に示し、それを第三者が確認することを通じて安心して住宅の取得が出来ることを目的としています。
具体的には、項目がいくつかに分かれていてそれぞれ等級や数値で表現されております。等級は、数字が大きいほど性能が高いことを表していますが、表示項目ごとに意味するところは異なります。住宅取得者に最も適した性能の組み合わせを選択することが重要です。
★住宅瑕疵担保履行法について★
新築住宅の売主等は、住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づき、住宅の主要構造部分の瑕疵について、10年間の瑕疵担保責任を負うこととされていますが、構造計算書偽装問題を契機に、売主等が瑕疵担保責任を十分に果たすことができない場合、住宅購入者等が極めて不安定な状態におかれることが明らかになりました。
このため、住宅購入者等の利益の保護を図るため、第166回通常国会において、「特定住宅瑕疵担保責任の履行の確保等に関する法律(平成19年法律第66号)(住宅瑕疵担保履行法)」が成立・公布されました。(国土交通省のホームページより抜粋)
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/jutaku-kentiku.files/kashitanpocorner/1-aboutlow.htm
エコホームズでは、住宅瑕疵担保責任保険法人として「ハウスジーメン」を選びました。そのため、以前からおこなっていたJIOによる「第三者監理」はサービスが廃止されました。
今後はハウスジーメン による現場チェックとなります。
★(築7年~10年の方:「外断熱工法」における【外壁のメンテナンス】について
★
一般の住宅では「外壁材」が劣化すると「外壁材の割れ目」や「外壁材の継ぎ目」などから雨水が侵入して「雨漏り」「壁内の腐朽」などの原因になります。
「外断熱住宅(外張り断熱工法)」の場合、構造体(土台・柱・桁など)のすぐ外側にサーモプライ(雨水を通しません)を張り、さらに外側に「断熱材(ボード状の断熱材で雨水を通しません)」を張り、さらにさらに その外側に「タイベックシート(雨水を通しません)」を張り、そしてその外側に「外壁材」を取り付けます。そのため、「外壁材/表面の劣化」及び「外壁材/継ぎ目の劣化」がおきても、それがすぐに「雨漏り」や「壁内の腐朽」にはつながりません。
しかし、外壁材の継ぎ目及び表面がひどく劣化した状態は建物にとって良い状態とは言えません。建物の北側では写真のように「外壁に緑色のコケ」が発生します。(外壁材の種類、及び、表面の仕上げ状態によって違いますが)
そこで、外壁材のメンテナンスについて目安をお伝えします。
★サイディング材の場合★
はじめに経年劣化による「塗膜の変化」が起こり、見た目に色があせてきたり、雨だれの汚れ・カビ・藻の発生などが目立ってきます。塗膜が劣化するとサイディグ材(素材)への水分、湿気の浸入と蓄積がおこることになります。塗膜の劣化などは手で触ると白い粉のようなものがつきますので確認しやすいと思います。
サイディング材の長さは1枚あたりおおよそ1800ミリくらいの物が主流ですから、当然つなぎ目ができ、この部分にジョイントシーリング材を施工します。このシーリング材は雨を防ぐための役割としてはとても大事なところでして、一度 亀裂やはがれなどがおこると雨の浸入をゆるすことになります。シーリング材とサイディング材ではシーリング材のほうが早く劣化がすすむともいわれています。「塗膜のはがれ」がおこり劣化しはじめたサイディング材は変形し始め、「つなぎ目」がどんどん広くなります。
ここまで劣化が進んだ場合、「つなぎ目の補修」及び「外壁材の表面(塗膜)の補修」つまり外壁塗装が必要になります。
★お気に入りの一冊★
【奇跡のリンゴ】「絶対不可能」を覆した農家・木村秋則の記録 石川 拓治 (著) 1、365円
私(玉川和浩)はそれほどたくさんの本を読むわけではないのですが、たまには自宅で読書をしています。これも、子供の前でのパフォーマンス的な要素(子育ての本に、子供の前で親が本を読むと、子供が本好きになると書かれてあったのです・・・)が強いのですが、新聞で面白そうな本を見つけてはポチポチと読んでいます。
そんな私が見つけた本を毎回毎回紹介していくコーナーです。
最初にご紹介するのが【奇跡のリンゴ】です。ベストセラーになったので、すでにお読みになった方も多いと思いますが、主人公(木村秋則さん)が10年かけて【奇跡のリンゴ】にたどり着く姿は、涙なしでは読み進めません。(リンゴって農薬をたくさん使っているのですね・・・、知りませんでした)
周囲からはキチガイ扱いされた木村さんの姿は、千葉で初めて外断熱工法をやりはじめた義父の姿になんとなく重なるようで・・・。どんな仕事でも、最初を挑戦する人はエライ!!!
それに比べて、私のようなボンクラ2代目は・・・、反省しなくては。
本の表紙に木村秋則さんの笑顔が載っているのですが、「この人はなんで前歯が無いのか?」。
はい。その理由も本に書かれてあります。前歯が無いのに、この人の笑顔は最高にかっこいいですね。【奇跡のリンゴ】はネット通販で購入できるそうですが、毎回毎回すぐに売り切れるそうです。ですから、私はまだ食べたことがありません。
通販では入手が不可能に近いようですので、こうなったら青森に行って直談判です!
仕事に疲れてしまった方、私のように先代の事業をのんびりと引き継いだ方、そのような方に絶対オススメの一冊です。
★編集後記★
先日(4月11日)、地熱住宅セミナーをおこなうため、長野県松本市へ行ってきました。中央高速を通って行こうかと考えたのですが、そうだ! ETC1000円の週末です。どれほどの渋滞になるのか予想がつかなかったため、千葉駅発の「あずさ」に乗って行ってきました。驚いたのは、松本も暑かったことです。半袖でも大丈夫でした。
聞いてみると、松本は「夏暑く、冬寒い」とのこと。寒暖の差が激しい地域は地中熱利用に最適です。平屋をご希望されているお客様とじっくりとお話ができました。(タマ)